過去ログ - 花陽「こうなるまでのお話」
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1: ◆oZf06d53Imn3[sage]
2014/08/21(木) 02:25:35.18 ID:xUIeiKsfO
「……どうかしたのですか?」



綺麗な瞳だなぁと思っていました。

虹彩が鮮やかで、きらきらしていて、なんだか宝石みたいだなぁと、ふわふわとした意識の中で考えていました。

「ど、どうしたのですか?花陽?…花陽?」

すると、みるみる内にその瞳が歪んでいきました。なんだかそれさえも美しく思えてしまうような不思議な気分。

けど……

「あぁ、やっぱりどこか痛いのですか?痛かったら素直に言ってください。きっと私の責任です……」

歪んだ瞳はどんどん不安一色に染まっていきます。ようやく、その瞳に見蕩れていた自分に気づいて我に返りました。

――――――――――


花陽「えっ、いや、……えっと」

海未「?」

花陽「なんでもないっ、……です」

花陽「ただ、良いなって……そう、思って……」

海未「そう、ですね」ダキ

海未「誰かが腕の中にいるというのは、こんなに満たされることだったとは知りませんでした」

花陽「……えへへ」ギュウ




これは、こうなるまでの、お話。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/21(木) 02:59:37.17 ID:KvAEE2DbO
いいじゃあねぇか


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/21(木) 03:02:04.79 ID:gyg5nMt9O
うみぱなホント好き


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/21(木) 03:09:27.67 ID:Ygr8+5z3O
ええやんええやん
期待


5: ◆oZf06d53Imn3[saga]
2014/08/21(木) 09:09:44.22 ID:oGCj+NiDo
それは、毎日がめまぐるしくて、気にならなかったようなことかもしれないって、思うんです。

でも、いつの間にか育って、胸には収まりきらなくなっちゃうものなんだなって、思うんです。

――――――――――
以下略



6: ◆oZf06d53Imn3[saga]
2014/08/21(木) 23:54:45.72 ID:oGCj+NiDo
「花陽はおにぎりと会話ができるのですか?」

私がようやく落ち着いてきた頃、海未ちゃんはふっとそんなことを言った。

「へ?」
以下略



7: ◆oZf06d53Imn3[saga]
2014/08/22(金) 00:21:54.29 ID:nc3/MB8Go
μ'sに入ってから色んな人と関わるようになった気がする。

三年生の先輩、ニコちゃんや絵里ちゃんや希ちゃんは普段の私なら多分、関わることなんて無かったと思う。

そして、それは目の前の海未ちゃんも一緒。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 00:46:46.26 ID:8olUED3eO
ええぞ〜


9: ◆oZf06d53Imn3[saga]
2014/08/22(金) 20:45:43.20 ID:nc3/MB8Go
中庭で、二人で、青空の下で、お昼ごはんを食べている間、海未ちゃんと他愛も無い話をしました。

穂乃果ちゃんもことりちゃんもそれぞれ違う用事で忙しいそうで、珍しく一人のお昼の予定だったようです。

そんな話をする最中もころころと表情が変わってく海未ちゃんに、私は目を奪われてしまいました。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/22(金) 20:49:57.46 ID:BOcbFxkjO
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


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