24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 01:54:56.98 ID:Gqx9SXLWo
「律、帰ろうよ。
今から新幹線に乗れば、夜には家に着けるから」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/08/30(土) 01:57:46.91 ID:Gqx9SXLWo
残りは今日の夜8〜9時辺りに投下予定
おやすみ
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/30(土) 02:03:03.79 ID:wBketev1o
待ってる
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/30(土) 08:38:26.84 ID:OtB7f+VbO
期待して待つぜ。
何処まで行ったんやこいつら……
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/30(土) 17:58:14.72 ID:Gqx9SXLWo
用事で9時より遅れそうなので前半だけ投下
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 17:59:42.47 ID:Gqx9SXLWo
◆ ◆ ◆
これはいわば神様に向けた供述調書で、現実には何の意味もなさない。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 18:01:56.07 ID:Gqx9SXLWo
軽はずみで大好きな人とそうしたのをすぐ後悔した。
あれは、想像した以上だった。
直に伝わる息や唇の濡れ方で頭の奥が焼き切れて、
真っ暗にも真っ白にも感じた。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 18:04:09.54 ID:Gqx9SXLWo
距離感が完全に変わってしまった。
教室でこちらと目があってくすりと頬をゆるめる澪の表情が、
昨日までと全然違う意味に映った。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 18:06:23.00 ID:Gqx9SXLWo
あの日、進路調査票を握りしめた澪は確かに寂しいと言った。
実感したら怖くなる、
みんなと離れたくない、このままでいたい、ってそんな泣き言をもらしてた。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 18:08:36.40 ID:Gqx9SXLWo
お互いの部屋で澪とキスするようになってからはサイコーだった。
見つからないようにと鼓膜の神経をとがらせながら、
すべすべしたあいつの髪を指で透かして、
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 18:10:50.39 ID:Gqx9SXLWo
私と一緒の大学を目指すことにしたらしい。
あいつはどうだと言わんばかりに身を寄せて、
髪に伸ばす手や口づけをせがんだ。
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