67: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 00:51:37.82 ID:LEnzb0Kio
廊下へと出て食堂への通路を二人がゆっくりと歩いて行く。
提督は後ろ手に組み、ゆったりとした足幅で。
榛名はその少し斜め後ろ、歩幅は狭いが提督と離れないように同じ速度で。
68: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 00:55:07.25 ID:LEnzb0Kio
昼時を過ぎたことでがらんどうの食堂へとたどり着いた二人は
厨房でゆっくりと片付けをしている給糧艦娘である間宮の前へと歩き声をかける。
因みに間宮は厨房の一切を任されており、鎮守府の台所事情は彼女に支えられていると言っても過言ではない。
69: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 00:56:19.34 ID:LEnzb0Kio
「……ふふっ」
日々変わらぬその光景を今日も目にした間宮は小さく微笑みその二人を眺める。
70: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 00:58:20.65 ID:LEnzb0Kio
◇ ◇ ◇ ◇
「……ふぅっ、うまかった」
71: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 00:59:15.67 ID:LEnzb0Kio
「ど、どうしましょう……」
「そのまま返すのも無理だろうし、頂いてしまうか」
72: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 01:01:03.78 ID:LEnzb0Kio
榛名はアイスの乗ったスプーンを口へと寄せ、ゆっくりと口を開けていく。
ぷっくりとした唇は薄く紅をさしており、艶のある色を見せていた。
食後でありながら汚れ一つないその唇に榛名の品行が伺える。
73: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 01:02:21.65 ID:LEnzb0Kio
「ふふっ……おいしいです」
74: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 01:03:39.58 ID:LEnzb0Kio
「えっ? ……あ、あの?」
「ん?」
75: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 01:05:01.59 ID:LEnzb0Kio
「あの、提督が頂かれるのでは……」
「まあまあ、俺もちゃんと貰うから、ほら」
76: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 01:05:54.80 ID:LEnzb0Kio
「んぅっ……ふぅっ」
アイスの甘い香りいっぱいに唇を重ね、今度は提督の舌が榛名の口内へと入り込んでくる。
互いにアイスによって熱を奪われた舌が絡み、提督が榛名の中をなぞると
175Res/95.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。