過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 18:51:51.71 ID:wETAC0oIo
「大盛況だな。信じられないが」
「えぇ、本当に」
私の隣に立つ羽黒は感動したように言う。
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 18:55:36.62 ID:wETAC0oIo
私はその奇妙な一団へと大股に足を踏み出す。
羽黒もその軍団に気付いたのか、警戒しながら私の後ろを歩む。
「……君たちは――あぁ、『あいつ』の指揮下の」
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 22:30:04.09 ID:mocUJ7Spo
「……わかってはいるんです。私たちは『踏み出さなくてはいけない』、と」
ぽつりと鳳翔がつぶやく。
心を見透かされたようなそのセリフに、たまらず私の心臓は跳ねた。
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 22:35:43.00 ID:mocUJ7Spo
「私は誤解していた。君たちがすっかりと正気を失ったのだと思っていた」
震える声で私は言う。
いつの間にか羽黒は私の服の裾をつかみ、おびえがちに彼女たちを見つめていた。
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 22:41:12.11 ID:mocUJ7Spo
「し、司令官さん……」
おびえたように羽黒は言う。
私は彼女の髪を優しくなでながら言葉をつむぐ。
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 22:49:51.09 ID:mocUJ7Spo
私に割り当てられた部屋で私は咳払いを落とす。
狭い会議室まるで小さなコンサートホールのようで、小さなステージを覆い隠すように幕渡り、それが私を遮っている。
「御集りの皆様方、本日はご足労いただき誠にありがとうございます」
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/16(日) 10:26:45.31 ID:g4cl57O/0
乙
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/09(火) 21:21:50.55 ID:zDTK1RhVO
ほ
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