過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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863: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:47:27.22 ID:0atWxBSHo

―― …では、その祈り、聞き届けてしんぜよう。

京子「(…え?)」

以下略



864: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:47:55.84 ID:0atWxBSHo

―― 我が剣を抜けば、あの娘の能力を無効化出来る。

―― しかし、汝に掛かる負荷はこの比ではない。

以下略



865: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:48:22.60 ID:0atWxBSHo

京子「(…でもさ、黙ってたって事は…神様も分かってるよな)」

京子「(俺の答え…ここでどうしたいかって言うのも)」

以下略



866: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:48:58.97 ID:0atWxBSHo

―― ……あい分かった。

―― そもそも我は汝のそういうところに惹かれて手を貸しているのだ。

以下略



867: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:49:25.76 ID:0atWxBSHo

京子「(…でも…耐えられないほどじゃない…!)」

本当に気を抜けば意識を失いかねないほどの衝撃。
しかし、それも鹿児島に来てから否応なく精神力を磨き続けるしかなかった京子ならば耐えられないものではなかった。
以下略



868: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:50:10.30 ID:0atWxBSHo

京子「…どうかしましたか?」

霞「…いえ、なんでもないわ」スッ

以下略



869: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:51:38.43 ID:0atWxBSHo

霞「(まさか神降ろしの次の段階まで行くだなんて…)」

京子の神降ろしはあくまでもただ降ろしているだけの状態だった。
そのオカルトも神の力を自在に発揮しているという訳ではなく、あくまでも受け皿である京子から零れ落ちた僅かなものを利用しているだけ。
以下略



870: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:52:19.87 ID:0atWxBSHo

霞「(…神代の巫女だって…同じ事が出来るのが何人いるか)」

神代の巫女でも最高傑作と名高い小蒔は無意識下で京子と同じ事をやっている。
より正確に言えば、莫大な器に注がれた力をそのまま周りへと放出しているのだ。
以下略



871: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:53:10.72 ID:0atWxBSHo

霞「(……それでも…格好良いわよね)」

霞にとっては人生最後になるかもしれない団体戦とは言え、京子にとってはあくまでも練習試合でしかない。
京子の性格からして手を抜くとは思っていなかったが、さりとて自分の限界を打ち破ってくれると心の底から信じていられた訳でもなかった。
以下略



872: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 00:53:48.33 ID:0atWxBSHo

―― さらに言えば、我の剣は汝にも及ぶ。

―― 我の能力で集めた流れはさっきの剣で無効となった。

以下略



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