過去ログ - しばふ娘たちと過ごす日々・抄
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92: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:11:00.04 ID:5kKeloxp0
★深雪の独白


着任からしばし時間が経った頃。

以下略



93: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:12:16.95 ID:5kKeloxp0
そしてあたしも、あいつに苦労をかけた艦むすの一人だ。

あたしは艦艇として、一度の実戦も経験せずに沈んだろ?

だから、怖かったんだ。
以下略



94: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:14:23.44 ID:5kKeloxp0
あたしは工廠から出ると、夜まで自分の布団に篭ってた。

自分たちの部屋なら大体初雪ねえがいたから、安心できたんだよな。

そして、みんなが寝静まった頃。
以下略



95: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:16:38.52 ID:5kKeloxp0
あいつは、あたしの相談に期待どおりの受け答えをしてくれた。

答えがほしい相談をすれば、必ず答えてくれて。

ただ話したいだけの語りかけは、黙って聴いていてくれた。
以下略



96: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:17:49.84 ID:5kKeloxp0
司令官はソファーに腰を下ろすと、あたしを招く。

あたしはそれに素直に応じる。

座るあいつの両足の間に膝をつき、あたしは正面からもたれ掛かった。
以下略



97: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:19:24.71 ID:5kKeloxp0
司令官はまず、あたしの腰に手を回す。

身体をそっとなぞる指が、こそばゆい。

「・・・ふっ、ぅ」
以下略



98: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:20:47.65 ID:5kKeloxp0
やがてあいつは、あたしをソファーに組み敷くと、あたしのシャツを捲り上げた。

ひんやりした合皮のソファーの上に、あたしの小柄な身体が沈む。

少し不安になるあたしだが、あいつはどこまでも優しい。
以下略



99: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:22:23.92 ID:5kKeloxp0
翌朝、あたしは司令官より一足先に目を覚ました。

お互い初めてのことだから、少し股に違和感が残っていたけど。

それはまあ、さておき。
以下略



100: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:23:29.01 ID:5kKeloxp0
その日、内股を引きずって歩くあたしを見た吹雪ねえがギョッとしてたっけ。

あれは色々察した上での表情なのか、単純に怪我したと思ったのか……。

まぁ吹雪ねえのことだからな、どっちもあり得る話だとは思う。
以下略



101: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:24:23.46 ID:5kKeloxp0
ああ、そうそう。

今のあたしは司令官とそんな関係じゃないから、安心してくれよ?

あたしもあいつも、すがる相手が必要なほど参ってるわけじゃないはずだ。
以下略



102: ◆X/.huEhU1Q[sage saga]
2014/09/19(金) 07:25:48.81 ID:5kKeloxp0
あたしたち艦むすだって腹は減るし、眠い時だってある。

それにちょっとだけ、エッチな気分になることだってあるだろ?

これはきっと、そんな当たり前の話の一つに過ぎない。
以下略



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