69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/21(日) 19:06:48.81 ID:FJWZfcZSO
乙です
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/23(火) 20:33:42.13 ID:ojkq5pzro
乙です〜
ううむ、どう転がっていくのやら・・・
71: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:16:22.42 ID:3bKPuFRDO
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
思い出すのはあの日の記憶。
72: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:18:44.44 ID:fTpXk5n+O
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
鉄の鳥が空を埋め尽くす様は圧巻だった。
73: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:21:13.62 ID:fTpXk5n+O
赤城は、いまだ視認には遠すぎる敵空母を睨みつけた。
視線を片時も外さないまま、つい先刻のやりとりを反芻する。
74: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:23:29.63 ID:fTpXk5n+O
航空戦の結果、味方艦隊まで到達した敵艦載機は一機たりとも存在しなかった。
いかに「鬼」といえど四対一では無理もない。
敵方に随伴する防空艦が一隻でもいれば、また状況は違っただろう。
75: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:25:08.16 ID:fTpXk5n+O
二航戦が軽口を叩いていたが、今の赤城に乗る余裕はない。
霧の向こうを見通さんばかりに凝視する。
唾を飲もうとして飲みこみそこねた。
喉がカラカラだった。
76: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:26:37.55 ID:fTpXk5n+O
表情を視認するにはまだ遠いが、赤城には一つ、確信できたことがあった。
敵――空母棲鬼はこの血腥い地獄にあって、なお嬉しそうに笑っている。
77: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:28:19.49 ID:fTpXk5n+O
だが。
「堅い……っ!」
78: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:30:52.92 ID:fTpXk5n+O
赤城の脳裏をぐるぐると巡る疑問のうち、一つが次の瞬間霧散した。
「……あ」
79: ◆F.lQmLP.5M[saga]
2014/09/26(金) 23:32:19.05 ID:fTpXk5n+O
規格外、そう言う他にない。
装甲、耐久に加えて、敏捷性も尋常なものではなかった。
先ほどはこちらの攻撃を避ける素振りも見せなかったが、その気になれば極めて高い回避性能を発揮するだろう。
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