過去ログ - 和「フランスより」咲「愛をこめて」
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184: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:02:22.33 ID:QS4zXBMr0
憧「ところで、宮永さんはお菓子を作ったことがある?」
咲「え、うん。たまに作るくらいだけど」
憧「そう。製菓で何が一番大変だと思う?」
185: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:06:13.39 ID:QS4zXBMr0
和『どうしてこれ位のことが出来ないんですか?』
和『結果も出せないくせに、私に指図しないでください』
186: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:10:04.38 ID:QS4zXBMr0
憧「まあ、そんな和もまだ卒業試験に合格してないんだけどね」
咲「試験……?」
憧「そう。カレンの目の前でガトーを作るっていうもので、和に示されたテーマは『特別』だったわ」
187: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:13:57.60 ID:QS4zXBMr0
咲「でも、私は……」
憧「宮永さんたちは、どうしたってただの友達じゃないでしょう?」
その問いに、咲は答えられない。
188: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:19:57.42 ID:QS4zXBMr0
■ ■ ■
咲が話を終えた時、すでに日は傾き始めていた。
189: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:27:12.65 ID:QS4zXBMr0
そんな和の心情を悟り、思いつめた咲はやがて麻雀部を退部した。
その後和との仲も疎遠になっていき、やがて高校を卒業する頃には
麻雀部での思い出も風化していった。
190: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:34:38.00 ID:QS4zXBMr0
店を出て、駐車場に置いていた憧の車に乗り込む。
今日はこのままホテルに送ってもらうことにしていた。
咲「あの、ご馳走様でした」
191: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/03/12(木) 22:38:14.54 ID:QS4zXBMr0
今回はここまでです。
随分と時間が開いてしまってすみませんでした。
192:名無しNIPPER[sage]
2015/03/12(木) 22:43:24.17 ID:i/aotg8fO
乙 待ってた
193:名無しNIPPER[sage]
2015/03/12(木) 22:49:50.44 ID:IzhXqwdtO
やっぱり公式カプは良いね
194:名無しNIPPER[sage]
2015/03/13(金) 10:12:25.68 ID:Iwl86Jq2O
乙です
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