過去ログ - 春香「ガンプラマイスター?」
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10: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:40:03.37 ID:emFs4VfGO

 その、今着ている物がパイロットスーツと言うらしい。
 プロデューサーさんのは、黒を基調に赤をアクセントとして加えている、格好いいスーツだった。

「パイロットスーツを着るのが決まりなんだ。衝撃をリアルに再現してるからな。着なきゃ危ない」
以下略



11: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:43:11.29 ID:emFs4VfGO

「あれの口元が開くんだ」

 先にプロデューサーさんが中に入り、その球体をカパッと開けた。

以下略



12: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:46:16.26 ID:emFs4VfGO

『出撃を開始します』

 耳元のスピーカーから声が聞こえる。
 すると、ジジッとノイズが一瞬だけ聞こえ、その後『春香、聞こえるか?』とプロデューサーさんの声が聞こえる。
以下略



13: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:49:35.36 ID:emFs4VfGO

「あ……遊んでばかりもいられないや」

 プロデューサーさんを探さなければ――そう考えて、カメラを左右に動かしていると『ピピピッ』と警報が鳴り響いた。

以下略



14: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:51:09.17 ID:emFs4VfGO
「面白ーいっ!」

 バッと身を乗り出しながら、フットペダルを強く踏み込み操縦桿を押しだした。

機体が前面に加速し、ダークハウンドを強く押し出す。
以下略



15: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:53:12.84 ID:emFs4VfGO

「お疲れ様、春香」

 ゲーム筺体から身を出した私にタオルを差し出して出迎えてくれたのは、プロデューサーさん――では無かった。

以下略



16: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:54:36.77 ID:emFs4VfGO

「ねぇねぇ、いおりんはやっぱスローデヤバイにすんの?」
「スローネドライ! 私の場合は、ファンの多くが望んでるって言った方がいいでしょうね」
「伊織ちゃん、アニメの時ノリノリで演じてたものねぇ」
「べ、別にノリノリじゃないわよネーナは!」
以下略



17: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:57:08.33 ID:emFs4VfGO

「伊織は、さっき言ってたガンダムにするの?」
「ええ、以前ガンダムのアニメに、声優として参加した時に乗った機体よ。これね」

「えっと、ガンダムスローネドライ……何か赤くてカッコイイ機体だね。シャーでも乗ってるの?」
以下略



18: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 16:58:44.72 ID:emFs4VfGO

「ガンダムには、三十年近い歴史があるが、その中には、時代や世界観が繋がってない物も多数ある。

 だがその中で共通するものは、全てにモビルスーツと呼ばれる存在があり、そのプラモは、今もなお人気がある、という事だ。

以下略



19: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 17:01:17.42 ID:emFs4VfGO

 プロデューサーさんがそう声をかけると、竜宮の三人も、私の隣で彼の言葉を待つ。

「ガンプラには、いくつか種類が存在する。まずは一番オーソドックスな、HGだ」

以下略



20: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/09/18(木) 17:04:43.21 ID:emFs4VfGO

「にひひっ、じゃあ私はそのPGって言うのを選んで良いのね?」

 伊織が、そう言ってPG売り場の方に向かおうとするのを、律子さんが遮る。

以下略



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