10: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:24:08.79 ID:wGGDvAXqO
「っていうか、影縫さん戻って来たのか」
「うん。巨大白熊を倒してカレーにしたって言ってた」
11: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:27:46.63 ID:wGGDvAXqO
「腐ったことがないからわかんないな。詳しく聞きたいのなら、お姉ちゃんか臥煙のお姉ちゃんに聞いてよ」
「いや、いいよ。ごめんな、変なこと聞いて」
12: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:28:13.03 ID:wGGDvAXqO
「え、えっと……」
いきなり高尚な質問を受けて戸惑ってしまう。
13: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:29:43.39 ID:wGGDvAXqO
003
14: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:31:21.93 ID:wGGDvAXqO
「おいおいこよみん、何を難しい顔をしているんだい?悩み事があるのなら何でも知ってるおねーさんに相談してみるのも選択肢のうちだよ?」
『その辺でお茶しない?おねーさんが奢ってあげるからさ』
と臥煙さんに逆ナンされた僕は、浪白公園にてペットボトルのお茶を片手に座っていた。
15: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:33:35.95 ID:wGGDvAXqO
004
16: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:37:47.87 ID:wGGDvAXqO
心当たりなら、ある。
斧乃木ちゃんは夢を見た、と言った。
それに、斧乃木ちゃんらしくない問いまで。
17: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:38:15.48 ID:wGGDvAXqO
数秒前、斧乃木ちゃんが人間らしいだなんて、甘白いことを思っていた自分を呪いたくなる。
馬鹿を言うな。
下手をしたらキスショットとの邂逅時よりも怖い。
18: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:41:28.34 ID:wGGDvAXqO
005
19: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:43:37.35 ID:wGGDvAXqO
「……何が言いたいんですか?」
待っていた、と言わんばかりに口元を歪める臥煙さん。
20: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/02(木) 19:45:57.76 ID:wGGDvAXqO
ここまで言うのであれば、ここまで深入りするのであれば、僕も同罪に他ならない。
成り行きとは言え、その斧乃木ちゃんに何度も助けられているのは僕だ。
だったら僕にもその一端を担う資格は、ある。
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