858: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:10:18.64 ID:1hRSULfgo
「よし、それじゃ、さっさと戻って夕飯食べながら作戦会議だな」
十六号さんも笑顔を取り戻してそう言う。
859: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:11:26.27 ID:1hRSULfgo
「うわぁぁ、旨そう!」
「そうだろう?何本か買っていくかい?」
860: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:12:11.53 ID:1hRSULfgo
「にぎやかな街だね」
ポツリと、大尉さんが言った。
861: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:12:49.68 ID:1hRSULfgo
「りゅ、竜娘ちゃん…?」
私は、小声でそう呼びかけてみるけれど、まったく反応がない。
862: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:13:54.27 ID:1hRSULfgo
「子ども…?何なのです、あなたは…?」
そんな女性の言葉に、零号ちゃんは落ち着いた表情で、何も言わずにひょいっとこちらを指さした。
863: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:14:56.63 ID:1hRSULfgo
「竜娘…あなたなのね…?そう、なのね…?」
「はい…はいっ…!お母さま…お母さま…!ずっと…ずっとずっと、会いたかった…!」
864: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:16:08.68 ID:1hRSULfgo
「ほら、竜娘…この人は、私の働いている大工のところに最近入ってきた人なんだ。お母さんの後輩なんだよ。ご挨拶できる…?」
竜娘ちゃんのお母さんは、凍り付いている私達のことなんて気づかずにそう言って竜娘ちゃんを促した。
865: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/16(月) 01:17:05.08 ID:1hRSULfgo
つづく
866:名無しNIPPER[sage]
2015/11/16(月) 02:47:05.22 ID:7MsDGqQeO
泣いた
867:名無しNIPPER[sage]
2015/11/17(火) 15:08:31.84 ID:fWBAaOg+O
乙
泣けた
後に
868: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/23(月) 22:27:57.27 ID:g/PD0yL+o
>>泣けた
なんでしょね、竜娘ちゃんに対して思い入れがあるわけではなかったのですが…
書いててもうるっときましたw
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