過去ログ - 幼女とトロール
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904: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:04:23.95 ID:j0JuHi67o




 その日の夕方、妖精さんが交代に来てくれて、私はお姉さんと姫ちゃんの部屋を後にした。
以下略



905: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:05:14.16 ID:j0JuHi67o

「お姉さん」

私は、気を取り直してお姉さんに声を掛けた。

以下略



906: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:05:49.36 ID:j0JuHi67o

 「しかし、こうして二人で入るのも久しぶりだなぁ」

お姉さんの言葉が、浴室に響く。

以下略



907: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:06:32.36 ID:j0JuHi67o

 呆然とした頭でそんな事を考え始めていた私に、洗い場に出たお姉さんが声を掛けてきた。

「ほら、背中流してくれるって言ったろ?」

以下略



908: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:07:15.44 ID:j0JuHi67o
 
 「おいおい、姉ちゃん。もっと優しく頼むよ」

「文句あるなら自分でやれよな。もう十六だろ?」

以下略



909: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:07:47.89 ID:j0JuHi67o




 隊長さん達、巡検隊一班が帰ってくる。
以下略



910: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:08:28.19 ID:j0JuHi67o

 お姉さんはお風呂のあと、夕食を摂りながら書類仕事をする、と言ってた。

昨日の夕方に到着した隊商がこの街で売りたい物資の資料に目を通して、議会の名義で購入しなきゃいけないらしい。

以下略



911: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:09:20.01 ID:j0JuHi67o

 勇者様は私の言葉に、ますます困った表情をして

「でもさ…休んでるところであの子が戻ってきたら、それこそあたし、寝たまま首を刎ねられちゃうんじゃないかな…」

以下略



912: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:10:12.03 ID:j0JuHi67o

 「…たぶん、そのことじゃないんじゃないかな…」

それが、私が今言える精一杯だった。

以下略



913: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/30(月) 01:11:20.67 ID:j0JuHi67o

 「んじゃぁ、おやすみ」

そういうと勇者様は、のそりのそりとお姉さんのベッドに体を横たえて、毛布をかぶり目を閉じた。

以下略



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