過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:32:18.52 ID:IBA7ACtp0

佐原「やった! やったああ!」

佐原の歓喜の叫びが響き渡る。
気力を振り絞り、全力で橋を駆け抜けた佐原はついにゴールへと辿り着いた……!
以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:33:06.54 ID:IBA7ACtp0

森田(何だ? あれは……)

カイジと森田は互いにゴールまで残すところ6メートル。
ちょうどカイジが立っている地点のすぐ外側に、薄っすらと何かが見える……。
以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:34:02.57 ID:IBA7ACtp0

カイジ「よ、よせ! 佐原!」

森田「その窓を開けるな!」

以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:35:11.60 ID:IBA7ACtp0

佐原「うわああああああああっ!」

森田&カイジ「佐原あああああっ!」

以下略



131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/30(木) 21:35:44.71 ID:C4ZAr7Gg0
佐原ってカイジさんって呼んでなかったかな?


132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:36:22.18 ID:IBA7ACtp0

ドーム球場や競馬場などでよく体験するであろう、屋内と屋外との気圧差によって激しい突風が発生する。
風は気圧が高い方から低い方へと流れる性質を持つ以上、ビル内の気圧が外に比べて高ければ当然、それだけ突風が吹き付けるのだ。
佐原はその突風をまともに受け、吹き飛ばされてしまったのである。

以下略



133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/30(木) 21:37:57.75 ID:IBA7ACtp0

バタン、と開け放たれていた窓が風で閉まる中、森田とカイジは呆然としていた……。

カイジ「佐原……佐原よぉ……」

以下略



134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:39:08.89 ID:IBA7ACtp0

森田「行こう、カイジ。……ゴールへ」

カイジ「ゴールって……あの窓は……」

以下略



135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:39:49.71 ID:IBA7ACtp0

利根川「いやいや、実に見事な完走だったな。素晴らしい……!」

同じように小さな拍手を送りながら現れた利根川……。
彼は数分も前からスタート地点のビルよりメインビルへと移動していたのだ。
以下略



136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 21:41:26.97 ID:IBA7ACtp0

カイジ「ば、馬鹿な! まだタイムオーバーってことは……!」

利根川「そうだな。まだ午前1時5分前……その点は問題ない。……だが、忘れたのか? お前が言い出したのだぞ? 『電流を切れ。金などいらない』とな……」

以下略



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