3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:15:38.22 ID:Sc7juh7n0
 改行し忘れてましたごめんなさい。 
  
 吉川ちなつ。私の初めての後輩で、とっても可愛らしい女の子。ピンクの髪とその特徴的な髪型が、彼女の可愛さを最大限に引き出している。 
  
 勿論、あかりも私にとって可愛い後輩だが、幼馴染みの彼女は、あまり後輩という気がしない。いじり甲斐のある、同い年の友達みたいなものだ。 
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/14(火) 00:15:39.02 ID:cgvxz7kro
 台詞と地の分の間に空行入れると読みやすいかも 
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:17:31.51 ID:Sc7juh7n0
 >>4 ご指摘ありがとうございます。やろうと思って忘れてました。 
  
 「ちなつちゃん、もしかして体調悪いの?」 
  
 目の前にある、綺麗な顔が、怪訝な表情を浮かべた。心当たりがないのだろうか。 
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:21:43.31 ID:Sc7juh7n0
 「うふふ、京子先輩、顔真っ赤ですよ」 
  
 愛おしそうに、慈しむかのように、彼女の手が私を撫ぜる。気持ちいいな。素直にそう思えた。 
  
 「京子先輩って、不思議な人ですよね」 
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:23:59.01 ID:Sc7juh7n0
 「思ったよりも時間かかったな」 
  
  私は思わず独りごちた。たまたま日直だったがために、先生の手伝いを放課後に任されてしまい、いつもより部室に向かうのが遅れてしまっている。 
   最初は京子も手伝うと言っていたが、一人で足りているし、自分でやると言い聞かせた。変なところで気を遣う奴だ。そこが彼女のいいところだと、思うけれど。 
  
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:25:48.05 ID:Sc7juh7n0
 「ちなつちゃん、京子のことが好きなのかな」 
  
  口から出た疑問に、私自身が驚かされた。 
  
  私はずっと、京子のことが好きだった。小さい頃はずっと私の影に隠れていた、女の子。段々と元気になって、皆を引っ張っていく存在になった、女の子。いつも私の隣にいてくれた、女の子。そんな彼女のことが好きだった。はずなのに。 
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:27:35.92 ID:Sc7juh7n0
  すーっと、涙が頬を伝っていた。この涙の意味は、何なのだろうか。京子に対する罪悪感なのか、ちなつちゃんを盗られてしまった悲しみなのか。 
  
  盗られる? 
  
  否、盗られるだなんて烏滸がましい。私にそんなことを言う資格はない。私は彼女の気持ちに気づきながらも、ずっと何も言わないでいたのだから。応えるどころか、拒絶すらしてあげなかった。そんな私に、今更自分の気持に気づいたからといって、嘆く権利なんて、ない。 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/14(火) 00:27:49.51 ID:J+MSbS26O
 流石ゆるゆり主人公、いいかませっぷりだな 
 チーナハーレム期待 
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/14(火) 00:29:37.75 ID:RR7nQY3KO
 >>10 
 アッカリーン()は空気だろ 
 ちなつハーレム期待には同意だが 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:31:01.51 ID:Sc7juh7n0
 「あ、メールだ」 
  
  ケータイの液晶画面を見て、差出人の名前を確認します。相手は、あかりが昔からよく知る人でした。 
  
  船見結衣ちゃん。あかりの幼馴染で、歳がひとつ上の先輩で、同じごらく部の仲間で、そしてあかりの大切なお友達。 
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