過去ログ - レッサー「『新たなる光』の名の下に集えよ、戦士」 〜闇、海より還り来たる〜
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:25:32.92 ID:xoBLCxJo0
レッサー「……どーにもこう、マンネリ感が拭えませんが……まぁ気を取り直しまして真面目に!」

上条「本当だな?フリじゃないんだよな?」

レッサー「ってかもうそれ自体が『押すなよ!?』って感じになっちゃってんですが。あんまりボケても話が進まないので、えぇ」
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:28:38.46 ID:xoBLCxJo0
バードウェイ「……まぁ、その、なんだよ。私は関わっていない、先代ボスが殲滅に参加したという話を聞いただけだ」

上条「それじゃマークから詳しく話を聞け――」

マーク「……」
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:29:39.78 ID:xoBLCxJo0
レッサー「……そうですか、んー……?」

上条「何だろうな、これ?不自然っつーか、気持ち悪――」

上条「――いや、不自然なのは今更、か?」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:32:42.03 ID:xoBLCxJo0
――イギリス東部高速列車 朝

上条「……」

上条「……お?」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:38:14.88 ID:xoBLCxJo0
――回想 『明け色の陽射し』 ロンドンにあるアジトの一つ

バードウェイ「だから私は最初に言ったじゃないか、『アルテミスの猟犬共め』と」

上条「聞いてねぇよ。つーかお前最後に会ったの学園都市で俺の下腹へ穴空けた以来じゃんか」
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:40:02.96 ID:xoBLCxJo0
レッサー「アルテミスの話は憶えておいでで?」

上条「『エンデュミオン』って男の人が居て、その人に恋をした神様だっけ?」

バードウェイ「それは『セレーネ』だ。ま、後に同じ月の女神であるアルテミスと合一・同一視されるがね」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:42:01.66 ID:xoBLCxJo0
上条「どこが?つーか神様や神話に矛盾も何もあったもんじゃ――」

バードウェイ「ギリシア神話のアルテミスは『純潔と狩猟の神』で――」

レッサー「――エペソスのアルテミスは『豊穣と出産、そして狩猟の神』なんですよねぇ」
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:45:24.86 ID:xoBLCxJo0
上条「……あのぅ?すいません、何言ってるか本気で分からないです」

レッサー「ギリシアのアルテミス、そしてエペソスのアルテミス。そのどちにも共通しているのは『狩猟の神』であるという側面」

レッサー「ですから元々別だったものが、時代を経るにつれ同一視されて行った、というのが定説になっていますね」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:46:47.51 ID:xoBLCxJo0
レッサー「尤も、文化は成熟するだけとは限りませんよ。腐敗するのも珍しくはないですが――さて、実はこの二柱のアルテミス」

レッサー「『オリジン』が存在するんですね。旧い、とても旧い神が」

バードウェイ「ちなみにこいつが言っている『オリジン』は『原型』の他に『血統』という意味も含んでいる」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:47:43.51 ID:xoBLCxJo0
バードウェイ「……ま、そんな訳でアルテミスにも『猟犬』へ纏わるエピソードがある」

バードウェイ「ある猟師が山中で犬を連れて狩りをしていたら、偶然にもアルテミスが水浴びをしていたのを覗き見る」

バードウェイ「激怒した女神は猟師を鹿へと変え、彼の連れていた猟犬に襲わせて殺した」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:50:58.34 ID:xoBLCxJo0
――イギリス東部高速列車 朝

レッサー「――と言う、口にするのすら憚られる恐ろしい出来事が!」

上条「俺がバードウェイに吹っ飛ばされただけじゃねぇか!しかも理由がしょーもないな!」
以下略



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