過去ログ - 八幡「彼女の笑顔が頭から離れない」
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2014/10/27(月) 01:06:14.35 ID:zb0yCBaF0
「でもなんか、相談した手前申し訳ないんですけど、最近自分の気持ちがよくわかんないっていうか…」
「よくわかんない?百合丘さんのこと好きなんじゃないの?」
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2014/10/27(月) 01:10:44.66 ID:zb0yCBaF0
「………」
気まずい沈黙が流れる。なんだよこれ。帰りたい。
小町、お兄ちゃん小町に会いたいよ。
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2014/10/27(月) 01:14:10.60 ID:zb0yCBaF0
「おぉ、嬉しいぞ八幡よ。お主、そろそろ我の小説≪スクロール≫を読みたくなってきた頃であろう」
「いや別に」
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2014/10/27(月) 01:18:08.06 ID:zb0yCBaF0
「んで、今回は何?」
「ウォッホン。今回我が執筆したのは恋愛ものなのだがな、どうも転の部分が上手く書けないのだ。」
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2014/10/27(月) 01:22:11.25 ID:zb0yCBaF0
「ねぇねぇ、理由ってそんなに重要なの?」
いきなり由比ヶ浜が話に入ってきた。
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2014/10/27(月) 01:26:05.00 ID:zb0yCBaF0
「そうね、悔しいけど私も彼と同じ意見だわ」
俺に賛同するのにわざわざ攻撃する必要はあるんですかねぇ…雪ノ下さん。
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2014/10/27(月) 01:30:08.12 ID:zb0yCBaF0
11.
あれから数日経ち、今日は金曜日。
ここのところ奉仕部を賑やかしていた藤沢の一件はあっけなく終わった。
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2014/10/27(月) 01:34:10.25 ID:zb0yCBaF0
「つーかもう終わったんだろ?デートがなくなった時点で下見も何もないと思うんだが…」
「もしかして…あんまり行きたくない?」
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2014/10/27(月) 01:38:08.82 ID:zb0yCBaF0
―――反古にしても良かったんじゃないのか?
俺は自分に問いを投げかける。
デートがなくなった今、彼女と出かける理由は空中分解したようなものだ。
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2014/10/27(月) 01:42:11.23 ID:zb0yCBaF0
* * *
「週末だからって気を抜くなよ。最近問題行動が目立ってるから先生方が巡回してるからな」
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2014/10/27(月) 01:46:06.31 ID:zb0yCBaF0
「今週の休日は有意義になるとばかり思っていたのにね。恥ずかしいわ」
「俺だって会いたかったわけじゃねぇよ…。気にしなくても俺はすぐ帰るから肩を並べることはない。恥ずかしがる必要もないだろ」
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