1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/27(月) 22:41:12.18 ID:YCJmHLXG0
地の文。長さそこそこ。捏造。書き終わり済み。朝キョン。
以上がOKで、お暇な方。お付き合いしていただければ。
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 22:42:23.73 ID:YCJmHLXG0
"Kus"
-キス-
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 22:47:28.62 ID:YCJmHLXG0
「ねぇキョン君、キスして?」
「断る」
僅かなタイムラグすら置かずに自分の口から滑り出た否定に、俺は大きな満足感を得た。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 22:51:52.71 ID:YCJmHLXG0
「古泉、お前の番だぞ」
「……えっ!? え……ええ、っと。はい、そう、ですね?」
ポカン、といった擬音がぴったり当てはまる大口を開けて俺と窓の方に視線を彷徨わせていた古泉。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 22:54:27.90 ID:YCJmHLXG0
本当はもっと手っ取り早く退路を断つこともできるのだが、ここはもうちょっとだけ甚振って少しでも外野に対する時間を稼ぎ――
もとい、強者の愉悦を堪能したい。
なにせ古泉に対する数少ないアドバンテージなのだ、偶には優位性を味わってみてもいいだろう。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 22:57:18.18 ID:YCJmHLXG0
突如、意図的に狭めていた視界の外から伸びた白い指が、馬鹿口を開けてお預けのままでいた俺の竜王をひょい、と摘み上げる。
あ、と声を上げる暇もなく盤面に再び着地した竜王は玉将を自らのテリトリーに収め、他の軍勢との連携はあっさりと玉将をその場に磔にしてしまった。
「……詰み、ですね」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 22:59:39.30 ID:YCJmHLXG0
「……朝倉」
「……なによ。キョン君があたしの話、聞いてくれないからでしょう」
もう一つの中心である朝倉涼子は、マグネット将棋盤に指を触れさせたままやや不服そうな、それでもたった一手で盤面を決着に導いたその手腕を誇るような表情を浮かべてこちらを見下ろしていた。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/27(月) 23:01:29.96 ID:YCJmHLXG0
一旦、ここまで。しれっと朝倉がSOS団関係者になっている捏造でお送りします。
次から「」の前に、人名入れます。
お暇でしたら、お付き合いいただければ。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/27(月) 23:15:03.59 ID:atCHYQJmo
期待
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