過去ログ - 叢雲「私たち、何のために・・・」 提督「・・・それが俺たちさ」
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(SSL)
2014/11/02(日) 17:46:31.50 ID:FSBllmaf0
教室がざわめく。まぁ、そうなるな。
教室のドアを開き、摩耶を戦闘に鎮守府の艦娘が入ってくるとそのざわめきは更に大きくなった。
「やべぇ、可愛い…」「軍艦の女の子って言うから雌ゴリラみたいなのが来るかと…」「俺あの娘好みなんだけど…」「踏んで欲しい・・・」
とくに男子生徒の反応は貧著だ、中学生と言えば多分、性欲が極端に強くなるころだ、そこに女の子が来ればこうもなるだろう。
実際提督としての身内贔屓もあるだろうが、実際内の鎮守府の艦娘は可愛い。他の鎮守府の艦娘よりもだ。
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2014/11/03(月) 10:38:58.93 ID:iATp4sHh0
「重巡洋艦、摩耶だ」「軽空母、瑞鳳です」「駆逐艦、叢雲よ」
「この三人が那覇鎮守府に所属している艦娘だ、本鎮守府は対深海凄艦の最前線とは言えないため、この三人しかいないが、皆精鋭だ。」
生徒の一人が手を上げる
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2014/11/03(月) 11:04:08.52 ID:iATp4sHh0
「駆逐って言うから、エレン見たいなの想像したんだけど」
「俺はエレンと言うとプリキュアしか想像できない」
「!?」
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2014/11/03(月) 19:36:07.62 ID:iATp4sHh0
「現在、世界を取り巻く深海凄艦の脅威は諸君ら国民の生活に直接、大きな影響を与えていると言うわけでは無い。しかし、そこまで影響を与えないように活動している我々各鎮守府や、艦娘について、少しでも理解していただけたなら幸いだと思う」
授業時間が終わり、閉めの挨拶に入った。
そう言えば学校での発表以来、こうやって多数に話すことなんてなかった。艦娘は三人だし、俺以外の人間は業者の方たちで直接話すのは数人しか居ない。
艦娘も精神年齢の近い人間と触れ合う機会、というのはなかなか無い。こちらにとってもいい経験になったと思う。
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2014/11/03(月) 20:29:33.53 ID:iATp4sHh0
「はい、えぇ、了解しました。」
『いや、提督さん、申し訳無い…私としては生徒達に社会情勢を知っていただくいい機会だと思ったのですが…』
「いえ、気持ちはこちらも同じです。ですが今は仕方ないでしょう。それでは失礼します」
溜め息をつきながら受話器を置く。基本的な問い合わせ先は海自沖縄基地隊としていてよかった。その基地隊はいま地獄かも知れ無いが・・・
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2014/11/03(月) 21:38:54.80 ID:IBhxQUNn0
瑞鳳の努力を無駄にするなんて鬼!悪魔!ち
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[sage]
2014/11/03(月) 21:50:26.92 ID:c+hJDciEo
ひろい心で大目に見ようよ、そう言わずに
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2014/11/03(月) 22:09:55.13 ID:iATp4sHh0
食堂に瑞鳳を連れて行くと皆が食い入るようにテレビを見ていた。
『先日、沖縄県の中学校で海上自衛隊所属の士官と艦娘を講師とした授業が行われ、大きな反響を呼んでいます。』
ニュース番組のレポーターが俺達が授業を行った中学校の前でマイクを持って話していた。
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2014/11/03(月) 22:21:05.51 ID:iATp4sHh0
「なに、これ…?」
「アタシ達がやった事、問題になったようね。生徒や先生たちには喜んでもらえたと思うんだけど」
叢雲がむすっとした顔でテレビを見ながら答えた。あまり笑顔を見せない彼女だが、今日はいっそう顔が険しく見えた。
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2014/11/03(月) 22:27:37.45 ID:iATp4sHh0
『昨日PTA会長や市民団体の団長が校長と対談し「日本も批准しているジュネーブ条約では15歳未満の徴兵は禁じられている。自衛隊のアピールは条約違反では無いか」』
『「艦娘と言う兵器を子供と触れ合わせる事に違和感を感じないのか」「もし艦娘が学校で発砲したらどうなるのか配慮が足りなかったのでは無いか」という質問がされました』
『校長は、校長は「入隊を勧める内容はなかったと報告を受けているし、授業前に私も艦娘と直接話し、兵器である以前に人としての意思を持つ存在だと判断した。武装についても事前に弾薬を抜くなどの措置を講じており、授業内容に問題はなかったと考えている。」と回答しました』
『しかし「反論が多い事は承知しており、今後の教育計画をよりよい物にしていくための参考にする。」と話しております。』
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