過去ログ - 叢雲「私たち、何のために・・・」 提督「・・・それが俺たちさ」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/01(土) 22:43:36.33 ID:o2DqogLw0
「広報任務の第一回が決まったぞ。有る意味我々の始めての実戦任務とも言える。皆、気合を入れて望むように!」

「広報任務ねぇ…何をやるの?自衛隊みたいに訓練展示とか?」

「まさか、そんなもの数日で準備できるわけ無いだろう?近所の公園のゴミ拾いだ。」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/01(土) 23:10:17.70 ID:o2DqogLw0
「じゃあ、皆手分けしてゴミを拾ってビニール袋に入れてくれ」

「ねぇ、何であんたは作業着なのに私たちは普段の制服なのよ、汚れちゃうじゃない。」

「あくまで俺たち那覇鎮守府の艦娘がやってるって事をアピールする必要があるんだよ。それと今日は近所のボランティア団体の方々と共同で作業をするから、失礼の内容にな」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/02(日) 00:40:36.34 ID:FSBllmaf0
広報任務を始めてから一月ほどたった。
その間やった事と言えばゴミ拾い等のボランティア活動や、近隣の自衛隊基地のイベントへの参加等。
むしろ仕事で海に居るより陸で仕事をしている頻度の方が高いぐらいだ。
艦娘の知名度も上がってきたのか、オフで商店街に言った瑞鳳が握手を求めれて困った。何て話しもちらほら出てきた。
「ていとくぅ〜助けてよぉ・・・」と電話が来て慌てて叢雲と向かったら商店街の皆に持ちきれない程のおまけを渡されて動けなかった。
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/02(日) 10:00:23.08 ID:FSBllmaf0
「お前ら静かにしろよー、今まで社会科では現在の社会について授業してきたが、今回は最近話題になっている深海凄艦と艦娘についての授業を実際の艦娘とそれを指揮する提督の方に行ってもらう。試験にはでないが今社会で活躍している人の話を直接聞く機会だ、しっかり聞けよー」

「今紹介された那覇鎮守府の提督だ。よろしく頼む」

教師に紹介されて教壇に上がる。俺を見つめる30人の顔。
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/02(日) 16:23:20.25 ID:FSBllmaf0
「艦娘って人間じゃ無いんだ・・・」「じゃあロボット?」「昔の船の意思を継ぐ…幽霊?」
生徒達の反応は様々だ。無理も無い。ニュース南下を積極的に見る奴なんて少ないだろう年代の人間に艦娘の話をいきなりしたって、理解できるとは考えにくい。

「やっぱり混乱してるな、私も始めて指揮を取るよう命じられたときはそうだった。こんな理解できない連中の指揮をとり纏め上げる事なんて出来るのか?ってな。だから実際に見てもらった方が速いと考え、艦娘をここに呼んでいる。入ってきてくれ」



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/02(日) 17:46:31.50 ID:FSBllmaf0
教室がざわめく。まぁ、そうなるな。
教室のドアを開き、摩耶を戦闘に鎮守府の艦娘が入ってくるとそのざわめきは更に大きくなった。
「やべぇ、可愛い…」「軍艦の女の子って言うから雌ゴリラみたいなのが来るかと…」「俺あの娘好みなんだけど…」「踏んで欲しい・・・」
とくに男子生徒の反応は貧著だ、中学生と言えば多分、性欲が極端に強くなるころだ、そこに女の子が来ればこうもなるだろう。
実際提督としての身内贔屓もあるだろうが、実際内の鎮守府の艦娘は可愛い。他の鎮守府の艦娘よりもだ。
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 10:38:58.93 ID:iATp4sHh0
「重巡洋艦、摩耶だ」「軽空母、瑞鳳です」「駆逐艦、叢雲よ」

「この三人が那覇鎮守府に所属している艦娘だ、本鎮守府は対深海凄艦の最前線とは言えないため、この三人しかいないが、皆精鋭だ。」

生徒の一人が手を上げる
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/03(月) 11:04:08.52 ID:iATp4sHh0
「駆逐って言うから、エレン見たいなの想像したんだけど」

「俺はエレンと言うとプリキュアしか想像できない」

「!?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 19:36:07.62 ID:iATp4sHh0
「現在、世界を取り巻く深海凄艦の脅威は諸君ら国民の生活に直接、大きな影響を与えていると言うわけでは無い。しかし、そこまで影響を与えないように活動している我々各鎮守府や、艦娘について、少しでも理解していただけたなら幸いだと思う」

授業時間が終わり、閉めの挨拶に入った。
そう言えば学校での発表以来、こうやって多数に話すことなんてなかった。艦娘は三人だし、俺以外の人間は業者の方たちで直接話すのは数人しか居ない。
艦娘も精神年齢の近い人間と触れ合う機会、というのはなかなか無い。こちらにとってもいい経験になったと思う。
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/03(月) 20:29:33.53 ID:iATp4sHh0
「はい、えぇ、了解しました。」
『いや、提督さん、申し訳無い…私としては生徒達に社会情勢を知っていただくいい機会だと思ったのですが…』
「いえ、気持ちはこちらも同じです。ですが今は仕方ないでしょう。それでは失礼します」

溜め息をつきながら受話器を置く。基本的な問い合わせ先は海自沖縄基地隊としていてよかった。その基地隊はいま地獄かも知れ無いが・・・
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/03(月) 21:38:54.80 ID:IBhxQUNn0
瑞鳳の努力を無駄にするなんて鬼!悪魔!ち


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