過去ログ - 吹雪「迎えを待っていたんです」
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:10:29.41 ID:sQ4l+FLzo

「だからどうしてそんなことが言えるんですか!私の何を知ってるって言うんですか!」


「確かに俺は当時の事も君の家族の事も知らない、知ってるのは君から聞いた話と今日の君の行動だけだ」
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:11:27.99 ID:sQ4l+FLzo


今日はあの日のように太陽がぎらぎらと照り付けていて

私はもうその暑さを感じられないけれど、なんとなく昔に帰ったような気がして
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:13:01.20 ID:sQ4l+FLzo
この涙は一体何に対する後悔なのか、それももうわかりません

自分の行動も、決意も、気持ちも信じられなくなって、ただ泣くばかり

私は一体、本当は何がしたいんだろう
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:13:54.10 ID:sQ4l+FLzo

「でもな、君はそもそも悪くないだろ。悪いのはあの日君を海に突き落とした奴で、反省すべきなのはそいつらだ」


「君は今家族に対する義務感と、妖精さんに会いたいという本心の板挟みになっている」
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:14:56.63 ID:sQ4l+FLzo


「また、道中で襲われたら、どうするんですか」


以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:15:52.00 ID:sQ4l+FLzo
家族に対しての後悔は、消えたわけではありません

今でも家族の気のない顔が脳裏にこびりついているようです

でもそれは、私が生き返りでもしない限りどうしようもないことを、本当は理解しています
以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:16:47.16 ID:sQ4l+FLzo


いつまでも膝をついていては格好もつかないので、私はやっと立ち上がり

一歩だけ引いて軍人さんの目を見てみます
以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:18:06.76 ID:sQ4l+FLzo
私の意地悪に対して軍人さんも意地悪な答えをして

なんだか可笑しくなって私たちは二人してくすくすと笑いだしました

その様子を見た妖精さんもニコニコと笑みを浮かべています
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:19:19.77 ID:sQ4l+FLzo




「それじゃあ、取り憑いてあげますからしゃがんで下さいよ」
以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 23:21:39.53 ID:sQ4l+FLzo

軍人さんがそう言うと妖精さんの一人が私にコンパスの様なものを差し出してくれます

これが羅針盤でしょうか、説明を求めて妖精さんの方を向くと

以下略



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