過去ログ - 後輩「先輩、やっぱりここにいたんですね」
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2014/11/09(日) 23:56:57.01 ID:Gwy6WD/L0
後輩「その……私からもお話がありまして」
男「僕には聞く義務なんてない」
後輩「あります!」
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2014/11/09(日) 23:59:34.27 ID:Gwy6WD/L0
未知の存在がひたすら恐ろしく感じた。
後輩に一度たりとも視線を向けなかったために知らなかったが、この目で見られていたかと考えるだけで、鳥肌が立ち、背中に汗が滲むほど。
けれど同時に魅入ってしまう目でもある。
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2014/11/10(月) 00:01:08.62 ID:XyWoQDJY0
が、男は自分を戒める。
ここで大声を挙げて怒鳴るのは簡単だ。
手をあげる事も同様。
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2014/11/10(月) 00:03:04.72 ID:XyWoQDJY0
後輩「ここに座って下さい」
パンパン、と後輩は目の前の床を叩いた。
向かい合って話したいのだろう。
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2014/11/10(月) 00:04:23.60 ID:XyWoQDJY0
数秒後、彼女は頭を上げて口を開く。
後輩「これは先輩にご迷惑をかけてしまったお詫びです。特に、事情も知らずに料理を作った事は反省しています」
男「どうでもいいよ。それより、言いたい事と言うのをさっさと話して欲しい」
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2014/11/10(月) 00:06:57.62 ID:XyWoQDJY0
後輩「必要ありません。先輩に初めて話しかけた時から、すでに知っていましたので」
言われて男は気付いた。
自分が悪い意味で学校内で有名な存在だと言う事に。
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2014/11/10(月) 00:10:45.22 ID:XyWoQDJY0
男「つまり君は同情で僕に接触したと、そう言う事だね」
友も言っていた。
いつも一人でいた自分と後輩は友達になろうとしていた、と。
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2014/11/10(月) 00:12:46.76 ID:XyWoQDJY0
後輩「一番の理由は、私の我儘です。どうしても我慢出来ません」
男「なにが?」
後輩「誰かが一人でいる事が嫌なんです。それが自分であろうとも、他人であろうとも。絶対に許せないんです」
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2014/11/10(月) 00:14:46.82 ID:XyWoQDJY0
男「それで? 考えた結果、どうしたの?」
彼女に対して、なにかをするという事自体無駄な労力としか思えなくなった。
気が緩む。
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2014/11/10(月) 00:16:25.54 ID:XyWoQDJY0
布団であれば難しかったかもしれないが、タオルケット程度の重さならば、いくら木の枝のような腕をしている男と言えど、出来ない事はなかった。
そして無事に後輩の頭から被らせる事に成功したのだった。
もっとも、男にとって急激な運動をしてしまったために息は乱れているが。
以下略
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