過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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2014/11/10(月) 18:22:46.07 ID:5NjTgzOY0
 フィリップがスタッグフォンの画面をこちらへと向けた。そこには、メモリ探索用に放っていたガジェットツールの一つ、バッドショットから送られてきた映像が映し出されている。とても凄惨な光景だった。 
  
 翔太郎「タブーじゃねぇか! 学校なんかで暴れやがって」 
  
 あかね「ここ、うちらの学校やん!」 
22: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:23:30.50 ID:5NjTgzOY0
 マジョリーナ「さあ、タブー・アカンベェ! どんどんやっちゃうだわさー」 
  
 翔太郎「やいこらバアさん。そこまでだ!」 
  
 みゆき「何の罪もない学校の人たちに手を出さないで!」 
23: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:24:18.35 ID:5NjTgzOY0
 マジョリーナ「前座はここまで。本番はここからだわさ!」 
  
 フィリップ「あ、あれは!?」 
  
 翔太郎「ちょっと待て! ありゃ『アイスエイジ』のメモリじゃねぇか! あのバアさん、マジでこの街を氷河期にでもするつもりかよ」 
24: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:24:55.24 ID:5NjTgzOY0
 宙に浮いていたアイスエイジのメモリはすぐさま適合者を見つけ、真っ直ぐに飛んでく。 
  
 その先には―― 
  
 れいか「えっ!?」 
25: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:26:04.43 ID:5NjTgzOY0
 みゆき「ひどい……」 
  
 なお「許せない!」 
  
 あかね「うちらの仲間を化け物にしくさって!」 
26: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:26:33.12 ID:5NjTgzOY0
 マジョリーナ「もうお前たちには抵抗する手段はないだわさ! お前らの大好きな友達が、大好きな街を破滅するのを大人しく見ているがいいだわさ!」 
  
 I・アカンベェ「アカンベェー!」 
  
 校舎やグラウンド、そして生徒たち。アイスエイジは目に付く全てを氷漬けにしていく。俺たちの眼前に広がる光景は、まさしく地獄の最下層。コキュートスのそれだった。 
27: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:27:22.70 ID:5NjTgzOY0
 I・アカンベェの攻撃の前に飛び出したのはあかねだった。 
  
 翔太郎「危ねぇ! 逃げろ、あかね!」 
  
 あかね「逃げへん! 絶対に!」 
28: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:28:01.25 ID:5NjTgzOY0
 ヒート! 
  
 キュアサニー・H「太陽サンサン、熱血パワー! キュアサニー・ヒート!」 
  
 轟々と猛る灼熱の炎が冷気を一瞬で払い、凍てついた世界を徐々に溶かしていく。 
29: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:28:54.31 ID:5NjTgzOY0
 サニー、マキシマムドライブ! 
  
 キュアサニー・H「はあああああ!」 
  
 サニーは上空に巨大な火の弾を作り出すと、高く跳躍しバレーのスパイクの如くI・アカンベェへと叩きつけた。 
30: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:29:44.89 ID:5NjTgzOY0
 ジョーカー「おやおや、まさかマジョリーナさんまで負けてしまうとは」 
  
 ウルフルン「ハッ、意気込んでた割には随分呆気なかったなぁ」 
  
 マジョリーナ「ぐぬぬ! ほんの少し油断していただけだわさ!」 
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