67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/28(金) 03:43:42.09 ID:qDSEUpvP0
「いいか?この際だから言わせてもらうぞ」
「な、なによ!」
涼宮ハルヒが睨みつけてくる。
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 03:44:27.50 ID:qDSEUpvP0
女子が注意するには気が強すぎるし、男が注意するには可愛すぎたのだろう。
成績も良かった為に教師連中だってそこまで厳重に注意してきたとは思えない。
そんな事でおそらくはまともに注意されたことがない涼宮ハルヒはある意味可哀想な生徒だったのだろう。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 03:53:25.56 ID:qDSEUpvP0
俺の下駄箱に入っていたノートの切れ端。
そこには、
『放課後誰もいなくなったら、一年五組の教室まで来て』
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 03:54:30.11 ID:qDSEUpvP0
そして放課後。俺はゆきりんと手を繋いで一年五組の教室の前にまでやってきた。
引き戸を開けて中を窺う。
教壇には艶やかな長い髪をした女生徒が立っていた。
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 04:30:28.36 ID:qDSEUpvP0
俺はゆきりんの手を引いて、一緒に入室した。
「な、長門さん!?」
教壇にいた生徒はゆきりんを見ると驚いた様な声をあげた。
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 04:31:00.85 ID:qDSEUpvP0
「ゆきりんが何か迷惑をかけたのか?」
「長門さんは生み出されてから三年間、一度も働いてないのよ!」
「そりゃ三年前だと中学生だし働かないのが普通だろう?」
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 04:31:37.54 ID:qDSEUpvP0
「わたしなりに仕事はしているつもり」
ゆきりんが平坦な声で応じる
「三年間、一度も報告してないのに平気な顔をしないでよ!」
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 04:32:10.24 ID:qDSEUpvP0
「あーーーー、もう!!」
教壇にいる女生徒は頭が痒いのか頭を掻き毟りながら地団太を踏み始めた。
折角綺麗に整ってたのに台無しだな。
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/28(金) 04:32:41.13 ID:qDSEUpvP0
「わたしは恋に生きる女。バックアップらしく応援するべき」
「時間の無駄ね」
女生徒がそう言うと空中に槍の様な物が発生した。
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/28(金) 04:37:22.49 ID:qDSEUpvP0
「なっ………」
女生徒が絶句した。
「彼、瀕死なんだから腹話術で遊ばない方がいいんじゃない?」
128Res/70.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。