102: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 22:57:49.18 ID:NiZVZkih0
ため息をついて身を起こすと、隣のベッドに黒い影が座っていた。
しえな「うわわわわ!!!お前何やってるんだ!?」
103: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:04:01.55 ID:NiZVZkih0
声を落ち着かせて、しえなの肩をそっと押し戻す。
兎角の体温を感じて、少し前に感じた愛しさを思い出した。
104: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:17:50.25 ID:NiZVZkih0
そんなしえなの気持ちは全く伝わらないかのように兎角はぽかんとした顔で、しえなを見つめていた。
しえな「なんだよ」
105: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:21:34.33 ID:NiZVZkih0
兎角「じゃあなんだ?」
しえな「東の心配をしてるんだ」
106: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:25:09.61 ID:NiZVZkih0
兎角「まぁ、その通りだな」
しえな「少なくとも、様子を見に戻るくらいはしたっていいんじゃないか」
107: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:32:39.68 ID:NiZVZkih0
兎角「そうだ。だが、一ノ瀬は100%私を頼っているわけじゃないという話だ」
少し晴の事を誤解していた気がする。
108: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/15(月) 23:41:21.99 ID:NiZVZkih0
兎角「勘違いなら、別にいいんだが……」
しえなの微妙な反応に兎角が折れる。
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/17(水) 00:14:15.46 ID:U2NXBivk0
犬の散歩野郎めなんていい文章を書くんだ…!
110: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/17(水) 22:38:18.51 ID:5DvgY43F0
しえな「……あぁもう!そうだよ!寂しいよ!もしそうだったら寂しかったと思うよ!!」
結局出てきたのは気の利いた言葉ではなくて、爆発した感情だった。
111: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/17(水) 22:42:13.28 ID:5DvgY43F0
しえな「なんで謝ってるんだ」
兎角「よく分からんが、怒ってるから……」
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