過去ログ - しえな「ボクの居場所」
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123: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 21:57:01.09 ID:IGWiyhN40

兎角「互助会か?」

兎角は立ち上がり、しえなの側に寄った。

以下略



124: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:00:43.98 ID:IGWiyhN40

兎角「すごいなお前」

きっと昨日同じセリフをしえなが言った事なんて、兎角は覚えていないだろうと思う。

以下略



125: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:05:33.46 ID:IGWiyhN40

だからきっと怒っているのではなくて、緊張と不安を抱いているだけだ。

しえな「近いうち……」

以下略



126: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:17:31.08 ID:IGWiyhN40

兎角の目元が緩むのを確認すると、しえなの頬も緩んだ。

視界の端にごそごそと身じろぎする晴の姿が映る。

以下略



127: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:22:45.28 ID:IGWiyhN40

兎角は一人離れた場所にいる晴に歩み寄り、そっと頭を撫でた。

そんな兎角を見て、不愉快な気持ちになるかと思いきや、そうでもなかった。

以下略



128: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:29:48.88 ID:IGWiyhN40

しえな「そんな相手がいないよ」

兎角「……」

以下略



129: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:33:27.42 ID:IGWiyhN40

兎角がお笑いやバラエティー番組を見るなんて想像もできない。

そもそもネタだと思うなら笑えばいいのにと思ったがそれはそれで腹が立つだろう。

以下略



130: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:37:15.75 ID:IGWiyhN40

そんなしえなの態度に気を悪くする様子もなく、晴はしえなに微笑みを送っていた。

それは同情ではなくて好意だとは分かっている。

以下略



131: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:42:32.49 ID:IGWiyhN40

晴の声を合図に、兎角としえなが携帯電話を取り出して時間を確認する。

晴が校舎の入り口に足を向けると、それについて兎角が歩き出した。

以下略



132: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/18(木) 22:45:47.90 ID:IGWiyhN40

唇が重なっていたのはほんのわずかな時間で、兎角は何も言わず、何事もなかったかのように、また晴について歩みを進めた。

晴は今の出来事に気付いていない。

以下略



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