過去ログ - 「キョンと付き合ってみんなの出方をみるわよ!」
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名無しNIPPER
2014/12/21(日) 02:14:46.53 ID:tw+e8vtJ0
「なによ!辛気臭いわね!!こんな時こそ明るくするものなよ!!!」
帰ってくるなり、彼女は憤慨していた。
「そうは言ってもだな……」
以下略
32
:
名無しNIPPER
[sage]
2014/12/21(日) 04:53:55.18 ID:6V2mmp4J0
一体何がしたいんだ、ハルヒは……
33
:
名無しNIPPER
[sage]
2014/12/21(日) 20:57:11.15 ID:Xl9fVcgfo
何年か前に流行った悲劇のヒロインごっこだろ
34
:
名無しNIPPER
2014/12/28(日) 02:24:51.48 ID:gje+bzHw0
ハルヒはキョンと二人きりになりたいのか、他の三人を追い出しにかかった。
三人はそれを察し、早々に退散した。
道中三人は対策会議を開いた。
以下略
35
:
名無しNIPPER
2014/12/28(日) 02:36:25.96 ID:gje+bzHw0
「………それは止めた方がいい」
意外にも反対する者がいた。
声の主は長門有希だった。
以下略
36
:
名無しNIPPER
2014/12/29(月) 02:42:01.97 ID:1H6vXYRI0
ハルヒの真意が解らぬまま暫しの時が流れた。
その間、キョンの容態は悪化の一途をたどった。
そんなある日のことである。
以下略
37
:
名無しNIPPER
2014/12/29(月) 02:55:17.73 ID:1H6vXYRI0
「それはそうと転院よ!転院!」
ハルヒは急に思いついたかのようにキョンに切り出した。
「おい………急に何を言いだすんだよ」
以下略
38
:
名無しNIPPER
2014/12/29(月) 03:01:33.51 ID:1H6vXYRI0
受付で諸々の手続きをしているハルヒに朝比奈みくるが声をかけた。
「あ、あのー………」
「今、忙しいの!見たら解るでしょ!!後でにして!後でに!」
以下略
39
:
名無しNIPPER
2014/12/29(月) 03:14:40.69 ID:1H6vXYRI0
ハルヒは書きこんでいた書類の筆を止め朝比奈みくるを一瞥した。
その目つきに彼女の体が一瞬びくりと震える。
「キョンの両親が市内の病院を虱潰しに調べてるんだから仕方がないじゃない」
以下略
40
:
名無しNIPPER
2014/12/29(月) 19:23:57.54 ID:1H6vXYRI0
朝比奈みくるが危惧したとおり、キョンの体は転院には耐えられなかった。
それ以来キョンは痛み止めと麻酔が欠かせなくなり、意識が混濁し、譫妄状態に陥ることも少なくない。
古泉一樹の手配した医師と看護師長も追いかけて転任したものの医術としては現状維持が限界であった。
以下略
41
:
名無しNIPPER
2014/12/29(月) 19:26:41.95 ID:1H6vXYRI0
手持無沙汰となった朝比奈みくるはキョンの様子を窺った。
珍しく穏やかな顔をしているキョンの寝顔に安堵しつつ、ポットのお湯でお茶を淹れる。
「睡眠薬ですよ」
以下略
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