過去ログ - 「キョンと付き合ってみんなの出方をみるわよ!」
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69:名無しNIPPER[sage]
2015/01/03(土) 23:34:03.93 ID:m29mNZfk0
朝比奈みくるは吹っ切れたのかもう泣いてはいなかった。

「以前、古泉くんはキョンくんがわたしのことを天使の様に思っているといいました。でもこれだけは言えます。古泉くんは紛れもない天使です」

「御冗談を。僕は天使の様な立派なものではなく彼に偏執しているだけです」
以下略



70:名無しNIPPER[sage]
2015/01/05(月) 03:04:05.04 ID:HKeUSO/v0
「…神は人を、それのみならず自分が創った全てを愛しています」

「涼宮さんのことですか?」

「生き物は産まれた瞬間から死への一方通行が始まります。その間病気にもなります。老いによって衰えもするでしょう。そして例外なく死にます。ある程度の知能がある生き物なら死別による苦悩もあるでしょう」
以下略



71:名無しNIPPER[sage]
2015/01/05(月) 03:17:03.35 ID:HKeUSO/v0
「…ハルヒ?居るのか?」

二人が喋っていた所為かキョンが目を覚ました様だった。

「なによ」
以下略



72:名無しNIPPER[sage]
2015/01/05(月) 23:59:29.88 ID:Zmz2iW9SO
えんだー


73:名無しNIPPER[sage]
2015/01/06(火) 03:37:39.55 ID:pbKRx+4F0
キョンの体力を考えるとそれほど長いものでは無かっただろう。

しかし、みくるにはそれは永遠と思えるほど長く感じたし、できるだけ長く続くことも願った。

舌を絡ませ合う二人の人物。淫靡に見えるその光景をみくるは神聖なものの様に見つめ続けた。
以下略



74:名無しNIPPER[sage]
2015/01/06(火) 04:42:27.12 ID:pbKRx+4F0
朝比奈みくるは病室の前でしゃがみこんでいた。

それからどれほどの時間が経ったのか解らない。

沈み込む朝比奈みくるの心は声をかけられることによって呼び起された。
以下略



75:名無しNIPPER[sage]
2015/01/06(火) 18:28:20.29 ID:pbKRx+4F0
呆然とみつめるみくるにハルヒは続ける。

「そうそう!これ見て!これ!」

ハルヒはそう言ってみくるに自分の手の甲を見せた。
以下略



76:名無しNIPPER[sage]
2015/01/06(火) 19:04:23.78 ID:jPr4PzUBo
結末が気になる


77:名無しNIPPER[sage]
2015/01/06(火) 22:31:28.40 ID:pbKRx+4F0
みくるを見送ったハルヒは病室に入り、古泉と長門の姿を確認する。

確認ができると満足気に頷き、

「ハイ!みんな注目ー!!」
以下略



78:名無しNIPPER[sage]
2015/01/06(火) 22:41:36.75 ID:pbKRx+4F0
三が日が終わった。

古泉とみくるは相談し、やはり松の内が明ける前に迎えに行くことにした。

一月の四日。耳の聞こえない古泉に代わりみくるが涼宮ハルヒに電話するものの一切出なかった。
以下略



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