過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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192:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:26:03.32 ID:t8V4LTxho

「考えられるのは一つ。いつかから、僕らにメモを送っていたのは、長門さんではなくなっていた、ということです」

古泉は、神妙な真顔を浮かべながら、中庭中に散った俺たちに向かって、言う。

以下略



193:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:28:03.25 ID:t8V4LTxho

「何にしろ。行くしか無いでしょう」

古泉が言う。俺も、その意見に異論はない―――会わなくちゃならない奴がいるからな。

以下略



194:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:30:01.70 ID:t8V4LTxho



………

以下略



195:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:32:03.25 ID:t8V4LTxho
その慌てぶりの異様さに、さすがの俺も、現状がかなり危険な状態であることを悟った。

『そ、それが……だから、シャドウじゃないんです! それ、誰かのペルソナなんです! 多分……上に居る人の!』

誰かのペルソナだって? ―――なるほど。たしかに『あいつ』なら、こんな仰々しいのを背負ってても、おかしくは無いかもな。
以下略



196:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:34:01.50 ID:t8V4LTxho
伊織が、死神を指で差しながら、言葉を紡ぐ。

「死神じゃない、って……」

伊織が示す先に視線を投げ、岳羽さんの声が詰まる。
以下略



197:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:36:03.17 ID:t8V4LTxho
やがて、死神は、俺たちの目前に迫ってきた。
しかし、月光館学園組は、よほど驚いたのか、誰ひとりとして戦おうとはしない。目の前のそいつを、敵と認識すらしていないようだった。
死神が一歩、こちらへ近づいて来る度に、チャラ。と、鎖がぶつかり合う音が、モナドの塔内に響いた。
そして、死神は立ち止まり、髑髏にも似た双眸で、俺たちを見つめた。

以下略



198:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:38:04.24 ID:t8V4LTxho

「頂上……なのか? おい、風花?」

『あっ……い、いえ。かなり上層ではあるようですが、頂上ではありません』

以下略



199:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:39:13.01 ID:t8V4LTxho
ここで渾身のミス
>>198の前に1レス挟み忘れました
↓以下何事もなかったかのように>>197からのつづき


200:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:40:02.08 ID:t8V4LTxho
山岸さんは一瞬、考え込むように沈黙したが、すぐに、

『とにかく、ご無事で何よりです。また死神が出現しないとも限りませんし、先に進みましょう』

と、言った。
以下略



201:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:42:04.90 ID:t8V4LTxho

「頂上……なのか? おい、風花?」

『あっ……い、いえ。かなり上層ではあるようですが、頂上ではありません』

以下略



202:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 20:44:02.96 ID:t8V4LTxho
一見すると、そいつは俺の記憶の中のそいつと、なんら変わりない姿で、俺たちの前に立っていた。冷たい口元も、どこか眠たそうな瞳も、俺にとっては見慣れた、そいつの当たり前の表情だ。
しかし、違う。そこにいるのは、俺の知るそいつではない。
そいつの中に、俺の知らない何かが入っている。

「有希ちゃん?」
以下略



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