過去ログ - マミ「最後に残った道しるべ」
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198: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/10(火) 23:53:40.27 ID:ctH0niqQ0
まずは、様子見で弾丸を一発。

魔女は、その祈りの姿勢を崩さぬまま、地面から生やした影で弾丸を弾き落とした。

それから、なんどか小技で牽制してみるが、同じことの繰り返し。
以下略



199: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/10(火) 23:54:25.29 ID:ctH0niqQ0
―――なんで、あなたがそんなことをしなくちゃならないの?

マミ「......」

―――ひょっとしたら、ここの人たちも佐倉さんたちを殺した人たちと同じかもしれないんだよ?
以下略



200: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/10(火) 23:58:01.79 ID:ctH0niqQ0
物陰から姿を現し、魔女へと駆けだす。

もちろん、魔女はそれに対して攻撃をしかけてくるが、寸でのところで躱しながら距離を詰めていく。

策でもなんでもない、ただの強行突破。
以下略



201: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/10(火) 23:59:56.71 ID:ctH0niqQ0
「パパ...パパ?」

声のした方へ、ちらりと視線を移す。

この結界に取り込まれていた一人の少女が、目を覚ましたようだ。
以下略



202: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/11(水) 00:01:04.83 ID:cf5Xup4D0
突如、耳に届いた苦悶の声。

振り向くと、そこで行われていたのは、一方的な虐待。

先程パパと呼ばれていた男性が、虚ろな目でなにかブツブツと言いながら、己の娘の首を絞めているのだ。
以下略



203: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/11(水) 00:02:04.93 ID:cf5Xup4D0
―――そうやってあなたは、あの人を殺した。

そうだ。あの時もこうやって...

―――あの時、包丁だけを狙っていればあのひとは死ななかったのに。
以下略



204: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/11(水) 00:02:46.61 ID:cf5Xup4D0
生き延びたかった...

―――そうよ。あの時、彼を殺さなければ、モモちゃんの次に自分は殺される。だから殺したのよ。

私は...自分のために...
以下略



205: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/11(水) 00:04:12.10 ID:cf5Xup4D0
かけられた声に、我を取り戻す。

気が付けば、影は私の下半身を呑み込み、腹部にまで浸食を始めていた。

声がした方へと視線を戻す。
以下略



206: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/11(水) 00:05:02.71 ID:cf5Xup4D0
―――――――――――――――――


魔女の結界が消え去ると、先程の少女と男性は再び気絶していた。

以下略



207: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/11(水) 00:05:50.41 ID:cf5Xup4D0
まどか「ごめんなさい。実はわたし、マミさんのあとをつけていたんです」

マミ「...なぜ?」

まどか「マミさんが心配だったからです」
以下略



208: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/03/11(水) 00:07:48.25 ID:cf5Xup4D0
突然の怒気の籠った言葉に、つい狼狽えてしまう。

マミ「鹿目さん...?」

まどか「なんで危険だってわかってて、ほむらちゃんを呼ばなかったんですか」
以下略



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