72: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:07:21.74 ID:28VrLUe+0
「私の下を訪れた者たちはみな信仰のためなどではなく、ただ魔女の力に惑わされ惹きつけられただけの哀れな人々だ」
「そうして惑わした人々をお前は手にかけるつもりだったのだろう?」
違う。
73: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:07:57.06 ID:28VrLUe+0
母さん...どうしたの、その怪我...
74: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:08:43.01 ID:28VrLUe+0
「お姉ちゃん...今日もいっちゃうの?」
モモ。あたしがいない間、父さんと母さんを頼んだよ
「...今度はいつ帰ってくるの?」
75: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:09:18.22 ID:28VrLUe+0
「今日はまた随分と戦ったね」
76: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:10:34.00 ID:28VrLUe+0
あたしは、臆病者だった。
77: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:11:30.26 ID:28VrLUe+0
杏子「ただいま...!?」
78: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:13:34.53 ID:28VrLUe+0
マミ「あら、お帰りなさい佐倉さん」
血に塗れた身体のまま、いつもの声音で挨拶をしてきた。
杏子「ね、ねえ...嘘でしょ?」
79: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:14:35.31 ID:28VrLUe+0
息が止まる。全身を針で縫い付けられるような感覚がした。
マミ「これで私たちを否定する邪魔者はいないし、早速魔女を倒しにいきましょうか」
あの人がなにか言っているが、もう何も聞こえない。
80: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:15:26.75 ID:28VrLUe+0
―――殺す
マミ「ちょっと、なにをそんなに怒ってるのよ」
あいつがリボンであたしの槍を防ぐ。
81: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:16:18.03 ID:28VrLUe+0
どれくらい経ったのだろうか。
あたしは、まだ生きているみたいだった。
82: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/11(日) 01:17:40.72 ID:28VrLUe+0
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