過去ログ - 男「一から始める」義妹「兄妹関係」
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35:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 20:52:39.82 ID:Is9am8Mh0
>>23
期待に応えられるように頑張ります。
>>30
一応これがタイトルで妹がいない理由に繋がります。妹とのほのぼのを期待されていた方には申し訳ないです。

以下略



36:名無しNIPPER[sage]
2015/01/14(水) 21:17:29.13 ID:TBmUxBbao
そうか妹だもんな
義妹じゃないもんな



37:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 22:50:57.74 ID:Is9am8Mh0
>>36
そうですね、実はまだ小説でいう本編始まっていません。現在プロローグの段階です。
そのあたりはもう少ししたらわかりやすい形で書く予定です。


38:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 22:52:15.08 ID:Is9am8Mh0
男「……毎度、毎度よくやるよ、ホント」

 もはや見慣れた光景に呆れながら、男は二人の存在を無視し、足早に浴室へと向かう。急がなければ、行為を終えた二人が浴室に足を踏み入れかねないからだ。
 脱衣所にて着ていた衣服を脱ぎ、洗濯機の中へと放り込む。替えの着替えは籠に入れ、バスタオルなどの準備を終え、浴室内へと男は入る。
 シャワーから流れ出る熱い湯を全身に浴びる。ベタつく汗はスッと流れてゆき、冷えた身体は血流が良くなったことにより熱を帯びてゆく。
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 23:13:34.26 ID:Is9am8Mh0
愛人「そういえば、今日呼ぶ予定だけど大丈夫?」

父「ああ、構わない。だが、本当に面倒は見なくてもいいのかい?」

愛人「あ〜いいの、いいの。あの子必要な金さえ渡しておけば自分でどうにかするから」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 23:14:37.04 ID:Is9am8Mh0
――――

 図書館についた男はさっそく教材を取り出し勉強を開始した。既に春休みに入る前に渡されていた課題は終わり、今彼が行っているのは一年時の勉強の復習と二年時に行うであろう勉強の予習であった。
 成績優秀、運動も目覚しい活躍を遂げている男ではあるが、実を言うとずば抜けた才能があるわけではない。所謂、コツコツとした努力を続けてできあがる秀才なのだ。
 勉強は予習、復習を欠かさず行い、部活では基礎体力の向上や自身の成績を上げるためにストイックに練習に励む。
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 23:46:10.01 ID:Is9am8Mh0
男「……友。珍しいな、お前がこんなところにいるなんて」

友「まあな〜。っても、俺はここに勉強しに来たわけじゃねえけど」

 友と男が呼んだ少年は、去年男と同じクラスだったクラスメイトだ。苗字の並びが近いこともあり、一年時の最初は前後の席であったため話す機会が多く、それをきっかけに友人関係になった。
以下略



42:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 00:00:08.94 ID:lvv1tWqb0
男「お前、この問題の解き方わかるのか?」

友「いや、こんなの簡単だろ。俺小学生の頃にはもう解けてたぜ」

男「そういや、お前天才だったな。その見た目のせいでいつも忘れるよ」
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 00:14:08.57 ID:lvv1tWqb0
男(ホント、嫌になる。天才ってだけでも嫉妬するのに、最低限こっちとの距離感を弁えてその上で自分の好きなことをするんだから)

 今、友が男の傍にいるのは彼自身が暇ということもあるが、もしもまた次に男が問題に困ったときにすぐに手助けできるようにするためだ。
 しかも、それは自分から手助けを押し付けるのではなく、あくまで男が助けを求めた時のみというものだ。
 最初に声をかけてきた際に解き方を教えると提案したが、あそこで男が断っていたらそのまま放っておいただろう。
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 00:34:07.48 ID:lvv1tWqb0
 一年近く顔を合わせ、仲もそれなりにいいにも関わらず、男は友に彼女がいるとは知らなかった。
 実際、これだけ気配りも出来ていい男なら出来ても不思議ではないし、告白も何度もされているのに誰とも付き合わないのは変だとは思っていた。
 しかし、既に恋人がいるとは普段の言動から思いもよらなかったのだ。

友「あ〜なんか、すまん。俺ってばてっきり男に伝えてたもんだと思ってたわ」
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2015/01/15(木) 00:38:49.05 ID:lvv1tWqb0
友「ほら、これが俺の彼女。かわいいだろ〜」

 そう言って友が見せてきたスマホに写っていたのは少しだけ困った表情を浮かべながらピースサインを作っている小柄な少女だった。
 カジュアルなメガネをかけ、弱気そうな雰囲気を漂わせている。髪は方にかかるくらいのショートカット。印象としてはリスのような子だなと男は思った。

以下略



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