過去ログ - 千早「どうぞ歌ってくださいと、話しかけてきた」
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12: ◆WOrY9N/cxs[sage saga]
2015/01/12(月) 02:28:02.01 ID:r0J+Luue0


 穏やかな眠りのような導入、と思った途端、彼は荒々しく鍵盤を叩きだした。
 旋律は緻密、リズムも精確。背筋は垂直で、手だけが駄々をこねる子供のように振り下ろされている。

以下略



13: ◆WOrY9N/cxs[sage saga]
2015/01/12(月) 02:28:34.94 ID:r0J+Luue0


「チハヤには言わないくれ……」

 演奏を終えた彼を問い詰めると、最初に言った言葉がそれだった。
以下略



14: ◆WOrY9N/cxs[sage saga]
2015/01/12(月) 02:29:20.80 ID:r0J+Luue0


「明日、もう一度訪ねてきてほしい」

 そう言われて俺は屋敷を後にした。
以下略



15: ◆WOrY9N/cxs[sage saga]
2015/01/12(月) 02:29:46.44 ID:r0J+Luue0


「私が日本に戻ったら、また一緒に仕事をしてくれますか?」

 俺は考えていたことを全て千早に打ち明けた。
以下略



16: ◆WOrY9N/cxs[sage saga]
2015/01/12(月) 02:30:29.16 ID:r0J+Luue0


 イギリスに来て四日目。

 俺は再度ポールの屋敷を訪ねた。
以下略



17: ◆WOrY9N/cxs[sage saga]
2015/01/12(月) 02:31:10.78 ID:r0J+Luue0


「――私は、男性運が悪いのかもしれません」

 高さ二十センチしか段差のないステージ下がわずかにざわついた。
以下略



18: ◆WOrY9N/cxs[sage saga]
2015/01/12(月) 02:31:44.95 ID:r0J+Luue0

 終わりです。HTMLだします。
 一年前に書いた紙が出てきたので。
 AAはないです。
 タイトルは掛布です。
以下略



19:名無しNIPPER[sage]
2015/01/12(月) 03:13:27.36 ID:ENTls6fhO
凄く面白かった。ムビマスの後日談として脳内再生半端ないわ

乙!


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