過去ログ - 明石「できましたよ提督!入渠の効果を飛躍的に高める入浴剤です!!」
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161: ◆XDUVebLR5rOw[saga]
2015/01/26(月) 16:24:51.56 ID:ZwZp7CjuO
秋月が龍田の待つ部屋に戻ってすぐ、龍田は着替えを取りに一旦部屋へ戻った。
彼女が再び秋月の部屋に戻ってきた頃には、ユニットバスの浴槽はすでに湯で埋まっていた。

「それじゃあ、早速入ろうか〜。うふふ、二人きりでお風呂って、改まるとなんだか変な感じだね〜」

ゆっくりと服を脱ぎながら龍田が笑う。
軽巡の中でもとりわけ豊満なバストがおしげもなく外気に晒され、秋月は思わず息を呑んだ。

「そ、そうですね。すみません、こんなことに付き合わせちゃって」

一足先に上着だけ脱いでいたせいで、無意識に自分の身体と見比べてしまう秋月。
駆逐艦の中では悪い方のプロポーションではないと自負しているのだが、やはり役者が違うと思ってしまう。
なんとなく気が引けて、無意識に胸元をタオルで隠した。

「気にしないよ〜。あ、秋月ちゃんのブラ可愛い〜」

大人っぽい紫のブラジャーをするりと外しながら、龍田が言う。
繊細な意匠のレースが付いていて、秋月の目には信じられないほど高そうに見えた。

「そ、そんな。私のなんてただの安物で…」

謙遜ではない。むしろ見栄を張ったくらいだ。
実は秋月の下着は全て、母親からの仕送りのスーパーで3着1000円のようなものだ。
ただ、最近はそういった品でもそこそこの品質だったりして、竜田もそこまでの安物だとは気付かなかったようだが。

今秋月が付けているのは、その安物の中でも一番のお気に入りの、白地に黒のワンポイントが付いた質素なセットだ。
駆逐艦仲間に褒められるのなら悪い気はしないが、龍田ほどの女性に褒められると気恥ずかしさの方が先に来る。

「そうかな〜?でも、清楚で秋月ちゃんに似合ってると思うよ〜」

だが、龍田の方は素直に謙遜ととったのだろうか。
悪気なく朗らかに褒めてくる。

「す、すみません…」

それなら龍田さんの方こそ、セクシーで似合ってますよ。
そんな返しは秋月にはまだ難しかったようだ。


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