過去ログ - 響「輝きの向こう側は…」
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56:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 12:21:16.51 ID:SYYasATM0
その瞬間騒音で騒がしかった事務所が静まり返る。

765プロ全員の視線が集まる。誰も何も言わず、信じられない目でこちらを見ている。

小鳥さんが電話の受話器を落とした音でこの静寂は破られ、数人は仕事に戻る。
以下略



57:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 12:21:43.60 ID:SYYasATM0
律子と音無さんも電話の対応をしながらこちらをチラチラと見ている。

社長「しかしだね…彼の不在中に勝手に開けてしまうのは……」

‘‘美希とのフェス”この意味を社長は誰よりも分かっていた。
以下略



58:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 12:22:12.47 ID:SYYasATM0
私の言葉を遮ったのはウサギを抱きしめた少女、伊織だった。

ずっとソファに座っていた彼女だったが叫ぶとこちらへ詰め寄って来た。

隣に座っていた高槻さんが必死に止めようとしていたがその制止も全く意味を成さなかった。
以下略



59:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 12:22:50.90 ID:SYYasATM0
千早「ええ。私は次のフェスで勝つための新曲が欲しいの。だから鍵を開けてもらうのよ」

プロデューサーの鍵のかかった引き出しには彼が作詞、作曲した全ての歌のデータが入っている。

それは彼から曲をもらったことのあるアイドルならば全員知っていることだった。
以下略



60:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 12:23:31.41 ID:SYYasATM0
今までの私では覚醒した彼女の足元のも及ばない。

だからこそ彼女を驚愕させる必殺の一撃が必要なのだ。

社長「しかし、如月君。彼の新曲はもうないんじゃないのかい?」
以下略



61:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 12:24:01.79 ID:SYYasATM0
伊織の言葉を皮切りに事務所の張り詰めていた空気がほぐれていく。

しだいにみんなの顔にも笑顔が戻っていく。


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62:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 12:24:53.30 ID:SYYasATM0
続きは夜に投稿しますね!


63:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 23:35:06.94 ID:SYYasATM0
−ライブ会場−

私の息は大きく乱れ、肩で息を吸う。

まだフェスの途中だというのに、苦しい顔が表情に現れてしまう。
以下略



64:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 23:35:32.83 ID:SYYasATM0
フェスの最初の勝負は私が勝ち、もう後が無いはずなのに彼女の表情からは微塵の不安も感じなかった。

やはり、彼女はなるべくしてなったトップアイドルであった。

美希「すごいの千早さん!!美希久しぶりにドキドキしてる!勝負してるって感じなの」
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65:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 23:35:58.76 ID:SYYasATM0
彼女と全力で競い合っても私は劣るとは思はない。

しかし、美希はこの才能にしてこのパフォーマンス力。

そして、961プロの完璧なバックアップがある。
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66:魔法をかけて[saga]
2015/02/07(土) 23:36:42.44 ID:SYYasATM0
美希「そうそう。もっと盛り上がって行くのー」

さらに会場の熱気は上がる。それはいつかのライブを見ているようだった。

千早「春香、やっぱり美希は私たちにとってかけがえのない存在だったわ」
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