過去ログ - 僧侶「貴方を待ち続けて」
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6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/06(金) 20:25:40.38 ID:+AkwQ9aA0
女の家は人間達の社会から隔離されたような森の中に、ポツンと存在していた。

僧侶「散らかっててすみませんねー。そこに座ってて下さい」

女は物に伝い歩きしながら、治療道具らしきものを持ってきた。
以下略



7: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/06(金) 20:26:12.79 ID:+AkwQ9aA0
魔人「かもしれねぇ、つってんだよ!どうだ、助けたこと後悔したか!?」

僧侶「食べるんですか」

さっきと同じ調子で言う。この女は本当に…。
以下略



8: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/06(金) 20:26:46.89 ID:+AkwQ9aA0
魔人(…あの女、俺のことナメてんのか?それともただのバカか?)

食事を待ちながら色々考える。
俺はこれでも魔王軍の暴れん坊、鮮血の魔人と呼ばれた男だ。それがこうして、あんなボケっとした女に助けられたなんて…あぁ、口が裂けても昔の仲間にゃ言えやしねェ。
つっても昔の仲間も大分狩られたと聞く。俺は仲間意識が薄い方だったから、そんな噂耳に入っても特に何とも思わなかったが。
以下略



9: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/06(金) 20:27:12.88 ID:+AkwQ9aA0
僧侶「昨日作り置きしてたスープは美味しかったので、それ温めてきますね」

返事するより前に女はのっそり立ち上がり部屋を出て行く。
腹が減ってるのであまり待ちたくはなかったが、この不味い飯で我慢するのはもっと嫌だ。

以下略



10: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/06(金) 20:27:45.11 ID:+AkwQ9aA0
魔人(ったく何で俺が…)フキフキ

僧侶「綺麗になりましたねー。ありがとうございました」

魔人「…いつもこんなに鈍臭いのか?」
以下略



11: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/06(金) 20:28:21.70 ID:+AkwQ9aA0
ひどく疲れた後は腹が減り、出されたスープを一気に平らげた。味はまぁ、悪くはなかった。

僧侶「あら、後片付けくらい私がやりますよ」

魔人「いや、いい…自分のことくらい自分でやる」カチャカチャ
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/02/06(金) 20:29:03.07 ID:+AkwQ9aA0
今日はここまで。
僧侶のペースが作者とも合わないんで書くのが大変…。
ゆっくり書き進めます。


13:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 21:37:07.11 ID:V7B3uqy5O
何か久し振りに遭遇した


14:名無しNIPPER[sage]
2015/02/06(金) 22:45:37.57 ID:3exyMC9kO



15:名無しNIPPER[sage]
2015/02/07(土) 00:11:37.75 ID:6SXiJqfTO
期待


16:名無しNIPPER[sage]
2015/02/07(土) 04:15:10.53 ID:A9QlIqvAO
おつー


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