過去ログ - 【うみねこ】salvation of the golden witch
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名無しNIPPER
[saga]
2015/02/20(金) 01:36:50.02 ID:7Xs9w9MW0
続いて川端家へと車を走らせている中、縁寿が天草に話しはじめた。
「さっきの前原さんの話、あなたはどう思った?」
「ベアトリーチェを助けて、ねえ。ちょっと信じがたい話ではありますが。
以下略
44
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/20(金) 01:39:11.82 ID:7Xs9w9MW0
結論から言うと、川端氏との接触は難航を極めた。
かつて警察やテレビレポーターや雑誌記者達が連日押しかけてきた事も原因の一つであるが、
それ以上に偽書作家達もが『取材』と称して押し寄せてきていた事が大きかった。
以下略
45
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/20(金) 01:39:56.41 ID:7Xs9w9MW0
「で、縁寿ちゃんは何が知りたいんだね?」
値踏みする様な目で縁寿を見つめる川端船長。
「あいにく私はただの船長だったんだ。人を乗せて、降ろす。私が出来た事はそれだけだったよ」
以下略
46
:
名無しNIPPER
[sage]
2015/02/20(金) 10:05:38.80 ID:28FROe0HO
縁寿と書いてえんじぇと読む
47
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/20(金) 21:43:16.09 ID:7Xs9w9MW0
失礼。変換する時にえんじゅと打つものだからうっかり…
48
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/20(金) 21:43:58.81 ID:7Xs9w9MW0
「で、縁寿ちゃんは何が知りたいんだね?」
値踏みする様な目で縁寿を見つめる川端船長。
「あいにく私はただの船長だったんだ。人を乗せて、降ろす。私が出来た事はそれだけだったよ」
以下略
49
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/20(金) 21:44:50.93 ID:7Xs9w9MW0
「それじゃあ、川端さん。また来ても良い?」
「ああ、何もない所だが遊びにおいで。絵羽さんにも宜しく伝えておいてくれ」
川端氏の言葉にギクリとする2人。
以下略
50
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/20(金) 21:46:36.37 ID:7Xs9w9MW0
「で、お嬢?」
「何?」
「そろそろ俺にも教えて下さいよ。
以下略
51
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/22(日) 11:08:52.25 ID:Rp2Ey/vI0
ハンドルを切りそこなう天草。
「お嬢?聞き違いですかい?今何て…」
「ベアトリーチェを殺すって言ったのよ」
以下略
52
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/22(日) 11:12:32.35 ID:Rp2Ey/vI0
「『ベアトリーチェ』と呼ばれる人物は3人いると言われているわ。
一人目は1945年前後に金蔵おじいちゃんに黄金を授けたと言うベアトリーチェ・カスティリオーニ。通称、初代ベアト。
二人目は初代ベアトと金蔵おじいちゃんの間に出来た娘とされ、
“Banquet”では1967年に楼座伯母さんと共に九羽鳥庵を抜け出し転落死したとされている二代目ベアト。
そして、“End”では1986年から遡る事19年の1967年、夏妃伯母さんに崖から落とされるも九死に一生を得たとされている三代目ベアト。又、三代目ベアトの出自については金蔵と二代目ベアトの間に出来たと言う謂れもついているわ」
以下略
53
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/02/22(日) 11:15:22.51 ID:Rp2Ey/vI0
驚きを隠せない天草に縁寿は更に畳み掛ける。
「大体、変な話よ。川端船長は物資の中身について何て言ってた?
“女しか使わないような高級な物が多かった”って言ってたじゃない。
仮に初代ベアトが二代目ベアトを生んで直ぐに亡くなっていたなら、
以下略
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