過去ログ - あやめ「食べるのは、お一人の時に」武内P「なぜです」
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12:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:34:37.25 ID:i5obQaFR0

仁美(まぁ、多分碌な事になってたかったんだろうなぁ。けどそれにしたって)

仁美「あやめっちさ、助けてくれたことはありがたいんだけど、アタシに無理やり呑ませたあの苦いのなんだったの?」

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:35:44.81 ID:i5obQaFR0

仁美「これはアタシからの褒美ぞ! ……あはは、なんてね! 本当に感謝してるんだから、そんなしんみりした」

仁美「態度されると困っちゃう。あやめっちは悪いことしてないんだから、それで良しとしよう!」

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:36:26.16 ID:i5obQaFR0

あやめ「あ、でももう夜も遅いですし、やっぱりいいです。なにも聞かなかったことに――」

仁美「そのチョコって誰にあげるやつ? もしかして武内プロデューサーにあげるのまだ作ってないの!?」

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:37:06.67 ID:i5obQaFR0

仁美「そうだって、武内プロデューサーの一番の忍びなんでしょ? 色んなことを任されてて今更そういう風に」

仁美「不安がるのあやめっちらしくないよ。ここはばーっと勢い決めてチョコ作って贈ればいいの!」

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:37:43.09 ID:i5obQaFR0

――そうしてバレンタイン当日。

バレンタインイベントの対応や後処理のために必要な書類を持って武内Pの元へと訪れた千川ちひろは、
彼の側に多く積み置かれているお菓子やチョコの箱を確認して苦笑する。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:38:41.88 ID:i5obQaFR0

お菓子の山をすべて確認して、特別な包装をされたものが中々の数であったことを把握したちひろは、武内Pに
そのことを伝えるべきか迷う。だがそこでふと、このお菓子の山の中にありそうで無い物が存在することに
気づくと、首を傾げる。

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:40:22.72 ID:i5obQaFR0

どこから取り出したのか、ちひろはスタミナドリンクを武内Pの机に置くと、扉を開けて部屋へと入ってきた
3人にお辞儀をしながら退出していった。
ちひろと入れ替わるように部屋に入ってきたのは、あやめ、仁美、芳乃の三人で、なぜか仁美と芳乃は
眠そうな表情で武内Pを見ていた。
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:41:09.23 ID:i5obQaFR0

机の周りにある贈り物の数に若干引きつつも、仁美は自分の作ったチョコを武内Pに渡すと、もたれかかっている
芳乃を起こさないように注意しながらお姫様抱っこする。どうやら寮に戻るつもりらしく、あやめが慌てて
手伝おうとするも、それを断り仁美は囁くような声であやめを応援する。

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:41:51.10 ID:i5obQaFR0

もじもじと後ろ手に隠した物を渡すタイミングを測ろうとするあやめであったが、武内Pに無言で見つめられ
続ける圧力に負け、意を決して包を差し出す。

あやめ「これは主君を思うあやめの気持ちです! 武内殿にこれからもついて行くというわたくしの決意の証です! ニンッ!」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:42:43.50 ID:i5obQaFR0

あやめ「その、それを食べるのは、できればわたくしもいないお一人の時に……」

武内P「なぜです」

以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/02/14(土) 15:43:24.58 ID:i5obQaFR0

武内P(これは……浜口さんの……声?)

最初は意識しなければ気づけない位の小さい声であったが、気づいてしまえば何を話しているかも最初から
聴き直すことが出来、どうやらなんらかの術でチョコ自体にあやめの想いが込められているらしかった。
以下略



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