7:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 00:57:01.92 ID:j6K9ZfLpO
そして繁殖能力のないもの、老人、男は殺されて奴らの餌。
奴らは男ども手足をむしり取って手羽先のようにかじり、胴体を2つに折って、鼻をつっこみ内蔵をむさぼる。
そして血に酔って女を犯す。
8:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 00:58:05.60 ID:j6K9ZfLpO
日もすっかり沈んだ頃にようやく今回の宿営地の街についた。
我々のような騎士隊は街に常駐している騎士団とはちがい、被害の多いところを回るため、ひと処に滞在するということがない。
この街もせいぜい5日もしないうちに去ることになるのだろう。それでも帰る場所があるというのはありがたい。
9:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 00:59:01.28 ID:j6K9ZfLpO
川からでて身体を拭うと、徐々に身体に熱が戻る。
今日の晩は私の払いに、という旨を副長に伝えさせると、部下たちから歓声が上がる。
皆が服を着終えるのをまって、門をくぐる。
10:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:00:37.49 ID:j6K9ZfLpO
ほどほどの広さの店の半分を占めているのは間違いなくこの街の騎士団の皆さんだろう。
すっかり静かな酒場を抜けて席に着こうとすると、酒で潰れた野卑な声をかけられる。
「おう、姉ちゃんよう、店ぇ間違えてるんじゃねえのか?」
11:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:01:24.39 ID:j6K9ZfLpO
部下たちを見ると唇を噛んで顔を真赤にしている。
もう慣れているはずだが、いちおう手で抑えておく。
「お前らもこんなのが隊長で大変だなあ、おい?」
12:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:02:44.07 ID:j6K9ZfLpO
私達が動かないので調子づいたか、酔客が数人席を立ってつめよってくる。
「……なにか?」
「てめえがここで飲むのが気に食わねえってんだよ。おう、何とか言えよ、姉ちゃんよう? ついてんのは下の口だけかい?」
13:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:04:25.04 ID:j6K9ZfLpO
「そうか、気分を害してすまなかった。では私は店を出よう」
「おっ…んだよ? 」
「わたしは宿舎でやることにする。店主、肉をつつんでくれ。あと、酒を二瓶」
14:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:05:53.80 ID:j6K9ZfLpO
そういうわけで、瓶と樽と皿を担いだ連中を引き連れて宿舎にもどることになった。
「なぜ隊長、言いかえさないのですか?!」
「ああ、いつものことだが今日は特にひどい」
15:名無しNIPPER[sage]
2015/03/08(日) 01:06:52.96 ID:RmnPTTbN0
これマジ?
スレタイに対して本文の完成度が高すぎるだろ……
16:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:10:46.21 ID:j6K9ZfLpO
「それじゃ、皆。今日も欠けることなくあの豚共を屠殺できたことを祝おう」
料理の皿を並べ、皆で樽を囲む。
形式的に私が音頭をとると、皆も木杯をかかげて口々にすきなことをいう
17:名無しNIPPER
2015/03/08(日) 01:11:18.37 ID:j6K9ZfLpO
ひと通り、飯を食べ、酔いもまわると雑談がはじまる。
「今日はよく働いてくれた。幸いここのオーク共はそう多くないようだ」
「いくら居たって皆殺しですよ」
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