過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part12
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47: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:21:41.97 ID:HEFpIzrTo

「くっ!」

 アーニャはそれを右腕のナイフで防ぐが、膝で弾かれた際のしびれが残っていた。
 じりじりとアーニャの両手のナイフは女に押し負けていく。
以下略



48: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:22:21.36 ID:HEFpIzrTo

「……残、ネン!」

 だがそのナイフは女が先ほど防いだ腕の肘を上げることによって、ナイフは肘をギャリリという金属音を立てながらあらぬ方向へと逸れてしまった。

以下略



49: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:23:10.98 ID:HEFpIzrTo

「あ……れ?」

 蹴りによる遠心力の中心となるべき体を失った片足は女の後方へと勝手に飛んでいく。
 アーニャが視線を下げれば、先ほど繰り出した蹴りである脚は存在しない。
以下略



50: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:24:07.80 ID:HEFpIzrTo

「そんなことよりもさあ、もう脚生えてるのねぇ」

 アーニャの驚愕など気にもせず、女の興味はやはりアーニャの再生能力であった。

以下略



51: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:25:05.15 ID:HEFpIzrTo

 この女をはじめに見た時の危機感。周子以上に、隊長以上に危険だと感じたのは、まさにこの女の狂気と、これまで向けられたことのなかった絶対強者の殺意からであった。

 隊長と戦っていた時アーニャは気づいていなかったが、隊長はアーニャに明確な殺意は向けていなかった。
 故にアーニャにとって、真に感じる『命の危機』とはこの瞬間が初めてであった。
以下略



52: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:25:58.99 ID:HEFpIzrTo

 義手の女はかろうじてアーニャの攻撃を防いでいるようだが、義手の方がミシミシと音を立てており、このまま攻撃を受け止め続けるのは義手が持たないだろう。
 アーニャは受け止められたナイフをすぐに手元に戻して次の攻撃に移る。

 上段、下段、時に蹴りを混ぜ女に隙を与えないように攻撃を繰り返す。
以下略



53: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:26:49.18 ID:HEFpIzrTo

(……!?)

 だが、その一撃は金属が滑るような音と共に、ナイフは義手を滑り、逸らされる
 義手の女はまるで動きを読んでいたかのように女は巧みに防いで見せたのだ。
以下略



54: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:27:30.83 ID:HEFpIzrTo

 だがアーニャにはそれを気にしている余裕はない。
 ただ攻める。反撃を与えないように、執拗に、そして渾身の一撃を織り交ぜながら。

 その猛攻はさながら暴風の刃である。今の聖痕状態のアーニャの攻撃はただの人間ならば、掠るだけで人体が欠損するほどのものである。
以下略



55: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:28:08.08 ID:HEFpIzrTo

「……そろそろね」

 そして静かに女が呟く。
 アーニャにはそれが何なのか理解はできなかったが、その刹那に知ることになる。
以下略



56: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:28:47.86 ID:HEFpIzrTo

「呼吸からの疲労感とか、身体に微かに着いた血の香りからすでに一度戦闘後であるなど推測して、『それ』の終了時間を予想してみたけどピッタリみたい」

 アーニャのぼやけた視界からはよくは見えない。
 だがその声はアーニャに向かって近づいてきていることだけわかる。
以下略



57: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2015/04/22(水) 02:29:22.79 ID:HEFpIzrTo

「ねぇ?今どんな気持ちかしら?

自分の切り札をいとも簡単に攻略されて、血だらけになりながらこうして屈辱的に地面に這いつくばってる気分は?

以下略



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