過去ログ - P「伊織か?」伊織「お兄様!?」 Re:
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227
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◆K6RctZ0jT.
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2015/04/16(木) 22:59:38.25 ID:uh1GYAOp0
りん「麗華も大概じゃない……」
ともみ「そうは言っても麗華はたいてい裏目に出るから」
りん「あー……なんかわかる」
以下略
228
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:00:52.50 ID:uh1GYAOp0
麗華は曇った顔にさらに影を落としたが、水銀灯のようにじんわりと、彼女の表情は光を灯した。
千早をチラッと見ると思いつめたような顔をしている。
りん「麗華よかったじゃない! 最愛の人にもう一度会えてさ!」
以下略
229
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:01:31.37 ID:uh1GYAOp0
P「それじゃあ俺たちはそろそろ行くよ。……千早?」
千早「……え? ええ。行きましょうプロデューサー。それではまた後ほど……」
りん「うん! じゃあね千早とPさん!」
以下略
230
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:02:05.70 ID:uh1GYAOp0
俺は考えもなしにこの仕事を引き受けたのだが、早計だったのかもしれない。
もっと経験を積ませてからでも……。
いや、今さら遅い。
以下略
231
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:02:36.51 ID:uh1GYAOp0
千早は失敗したくないはず。
いや、してはいけないとさえ考えるに違いない。
バカだよ俺は……。
以下略
232
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:03:13.02 ID:uh1GYAOp0
千早「プロデューサー?」
俺はその枷を緩めてやりたいと思った。
P「せっかく人前で歌えるんだしさ、楽しめよ! 自分が気持ちよく歌えればそれでいいって!」
以下略
233
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:04:00.41 ID:uh1GYAOp0
動けずにただ突っ立っているだけの俺だったが、千早がやや混雑した道を人と接触して、しりもちをついたのを見て、ようやく一歩踏み出した。
P「だ、大丈夫か!? 千早!」
走って千早の傍まで行き、隣にしゃがみ込む。
以下略
234
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:04:39.07 ID:uh1GYAOp0
まず技術的なことじゃない。
その面でならアドバイスしてやれる。
P「それ以外か……。千早の怒りの発火点は……」
以下略
235
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:05:12.88 ID:uh1GYAOp0
P「なんだよ……」
冬馬「いやー、あんたもそういうところあるんだなって思ってよ。驚いたまったぜ」
P「バカにしないでくれ……。いや、思い切りバカにしてくれ」
以下略
236
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:05:48.88 ID:uh1GYAOp0
冬馬「でもどうにかなるんだよ」
断言する冬馬くん。
冬馬「いくら失敗しても何度でも立ち向かうのが努力なんじゃねえのか?…俺はそうだった。才能とか関係ねえ。俺にだって才能はねえよ。だが努力はした。そいつは俺を裏切ってない」
以下略
237
:
◆K6RctZ0jT.
[saga]
2015/04/16(木) 23:06:39.76 ID:uh1GYAOp0
P「あと君たちのプロデューサーもしっかりした人だと思うけど……」
冬馬「ああ、あいつは別にそんなことねえ。つまんねーミスばっかするし、この前は遅刻してくるし、気持ちの切り替えも下手だし……」
冬馬くんの口からは女Pさんの短所がスラスラと出てくる。遅刻は俺のせいでもあります。ごめんなさい。
以下略
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