2: ◆bPWJt/siiU[sage saga]
2015/04/13(月) 21:55:07.43 ID:MisAf/7M0
「楽しかったね、フェス」
「だなー、行ってよかったよ、勉強にもなったし」
「……あ、そうだ、言い忘れてたことがあったの」
3: ◆bPWJt/siiU[sage saga]
2015/04/13(月) 21:56:09.62 ID:MisAf/7M0
――北条家宅前
「…しっかし、外食って言われてハンバーガーだったってのもなんか腑に落ちないというか…いや財布的には良かったけど」
「そうかな、なんか夜に食べるといつもと違っていいと思うけど」
4: ◆bPWJt/siiU[sage saga]
2015/04/13(月) 21:56:56.65 ID:MisAf/7M0
――居間
「湯沸し機のスイッチ入れたよー…あ、奈緒のパジャマだ」
「おう、荷物から出してたんだ」
5: ◆bPWJt/siiU[sage saga]
2015/04/13(月) 21:58:42.31 ID:MisAf/7M0
「テレビ、今日はあまり面白いのやってないね…時間が時間だからニュースばっかり」
「仕方ないだろー」
「なおー、なんかDVD持ってきてないのー?」
6: ◆bPWJt/siiU[saga]
2015/04/13(月) 21:59:34.59 ID:MisAf/7M0
パラランパラランパラパンパン♪パラパンパラパンパンパン♪
「ん?なんか聞こえたけど…チャイム?」
「あ、お風呂沸いたみたい。音で知らせてくれるから」
7: ◆bPWJt/siiU[saga]
2015/04/13(月) 22:01:41.46 ID:MisAf/7M0
――加蓮の部屋
「お風呂の掃除、終わったよ…じゃ、寝ようか」ムスー
「き、機嫌直せよ…」
8: ◆bPWJt/siiU[saga]
2015/04/13(月) 22:02:44.42 ID:MisAf/7M0
その次の瞬間、ふわり、一瞬宙に浮いたような感覚になった後にベッドに横になっていた。
押し倒されたんだってすぐ気づいて、体が疼くのを感じた。すぐに真上から奈緒の長い髪が垂れて頬を撫でる。
いきなり押し倒されるのはちょっと予想外。でも、奈緒なら仕方ないと納得する自分がいた。
9: ◆bPWJt/siiU[saga]
2015/04/13(月) 22:04:08.52 ID:MisAf/7M0
「もういっかい、キスする?」
「…いや、キスだけじゃ満足できないよ」
「……奈緒、本当に狼みたい」
10: ◆bPWJt/siiU[saga]
2015/04/13(月) 22:05:19.52 ID:MisAf/7M0
ショーツとブラだけの姿になると、奈緒は手を止めてじっとわたしを見つめていた。
「…奈緒、この恰好で放置は流石にちょっと変態っぽいよ?」
「えっ…う、うるさいなっ!いいから腰ちょっと浮かせて」
11: ◆bPWJt/siiU[saga]
2015/04/13(月) 22:06:45.97 ID:MisAf/7M0
「じゃあ、加蓮の…触るぞ」
「うん…やさしくしてね…?」
「……努力する」
12:名無しNIPPER[sage]
2015/04/13(月) 22:07:28.37 ID:/fmuI8Alo
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