11: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:20:42.92 ID:dpPJnMuC0
と言っても、苦手なだけで対応できないわけではない。
このような場合の対応ができないわけもない。
そもそも彼のものなんて、ひどい人と比べたらセクハラとも言えないようなものなのだ。
私は受けた経験もないが、そんなひどいセクハラが存在していることくらいは知っている。
12: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:21:19.28 ID:dpPJnMuC0
「……ぁ」
……あれ? どうしてだろう。表情が動かない。声が出ない。どうしてだろう。
13: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:22:31.79 ID:dpPJnMuC0
――と、
「すみません、少し、お時間よろしいでしょうか?」
14: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:23:09.50 ID:dpPJnMuC0
「……ふぅ」
横を見ると、Pと名乗った男性が息を吐いていた。
私のマネージャーさんと同年代くらいだろうか。
15: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:23:54.31 ID:dpPJnMuC0
彼がしたことは、自分のアイドルたちに迷惑をかけるかもしれないことだ。
同じ346プロとは言っても、部署の壁は厚いし、そもそもが芸能人というものは『個々』に判断される。
このプロデューサーが失態を犯せば彼のアイドルたちは干される可能性もあるが、私はそうならないだろう。
だから、彼がしたことは、アイドルたちに『だけ』迷惑をかけるかもしれないこと、なのだ。
16: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:25:01.05 ID:dpPJnMuC0
「どうして、こんなことを?」
私は訊ねた。彼の顔を見上げて、彼の顔を見て、訊ねた。
17: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:26:13.11 ID:dpPJnMuC0
3
18: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:26:56.14 ID:dpPJnMuC0
「なになにー? プロデューサー、何か隠してるの?」
「えっ、何ですか?」
19: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:30:42.95 ID:dpPJnMuC0
4
20: ◆XmxU5oRmnc
2015/04/16(木) 16:32:04.80 ID:dpPJnMuC0
アイドル。
それは私にとっての憧れだ。いつも明るくて楽しそうで。そんな姿を、昔から見ていた。
95Res/87.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。