過去ログ - 扶桑「私たちに、沈めとおっしゃるのですか?」 提督「そうだ」
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169: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/01(土) 23:15:39.34 ID:/EApKOBH0

もうあと少しで、意識が飛ぶ。
 ほんの少し、体の力を抜くだけで、闇に意識をゆだねる。

 楽になりたい、解放されたい。
以下略



170: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/01(土) 23:50:13.23 ID:/EApKOBH0

「姉さま……」

 もう、もういいじゃないですか。
 これ以上、どうやって戦えというのか。
以下略



171:名無しNIPPER[sage]
2015/08/03(月) 10:19:20.35 ID:bHAhhkop0



172: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/08(土) 21:01:44.11 ID:3Sf6fHgI0

―――



以下略



173: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/08(土) 21:09:58.53 ID:3Sf6fHgI0
13日から夏休みなんで今月中の完結を目指します。
今日もまだ少し更新予定です。


174: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/08(土) 21:31:14.88 ID:3Sf6fHgI0



「今のあなたには、誇りがないからよ」
「誇り……」
以下略



175: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/08(土) 23:12:11.19 ID:3Sf6fHgI0
 

自分はどうかしていたのではないか、と今更になって思ってしまう。
 あんな、一時の感情の昂ぶりに身を任せてしまったのではないか。
 姉の言葉に、誇りなどという言葉に勝手に心奪われ、自ら地獄へと足を踏み入れた。
以下略



176: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/09(日) 00:04:26.84 ID:BatIyHXK0


「山城、逃げたい?」
「……はい」

以下略



177: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/09(日) 00:23:00.82 ID:BatIyHXK0

 
 
「姉さまは、私が守ります」
「え……?」
以下略



178: ◆bBUdJHUgklsz[saga]
2015/08/09(日) 00:37:24.89 ID:BatIyHXK0

 誉も、誇りも、強く持った者が勝ちだ。
 心の奥底で恐怖が蔓延っていようとも、気勢を張り、それを外に出さず。
 
 凛と、堂々と、振る舞っていれば。足が震えるのを隠せる。喉がカラカラに乾くのも誤魔化す。 
以下略



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