43: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:28:32.94 ID:X87xais80
姫「そんなこと、ありません…」
姫は弱々しくだが、王子の言葉を否定した。
姫「王子様が必要とされてないなんて…そんなはず、ありません」
44: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:29:03.87 ID:X87xais80
姫「私は本当に姫なのか――そんな不安、今まで1度も抱いたことありませんでした」
姫は胸の前で手を組み、ゆっくり語り始めた。
姫「けれど私が貴方を知り、貴方が私を知り…それからです、不安になったのは」
45: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:29:45.05 ID:X87xais80
頭が一気にパンクしかけた。
王子(何?何だって?王子様の相手は――えっ?)
姫「…」バッ
46: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/14(木) 20:30:27.59 ID:X87xais80
今日はここまで。
男視点慣れないので苦労(´・ω・`)
47:名無しNIPPER[sage]
2015/05/14(木) 21:16:01.45 ID:0ywDGdbW0
乙
今夜はコーヒーが甘いな
48:名無しNIPPER[sage]
2015/05/15(金) 00:33:46.08 ID:ID1+HpK6O
乙
49:名無しNIPPER[sage]
2015/05/15(金) 10:56:46.32 ID:fgpbCC/2O
乙 二人に祝福あれ
50:名無しNIPPER[sage]
2015/05/15(金) 17:01:18.86 ID:E1SRi3BxO
おつおつ、さあこっからだ
楽しみにしてるぞ
51: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/15(金) 18:49:06.49 ID:VzZsHgJ60
一方、時間は遡り、城。
姉姫(あれだけ言っても、王子は行くのを止めなかった)
廊下の窓から魔王城の方を見つめ、姉姫は嫌な予感がしていた。
52: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/15(金) 18:49:40.31 ID:VzZsHgJ60
姉姫は勇者と並んで、城内の牢獄へ向かった。
普段足を踏み入れぬ陰鬱な雰囲気の場所だが、姉姫は特に居心地の悪さを感じていない。
勇者「こいつです」
53: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/15(金) 18:50:48.10 ID:VzZsHgJ60
王子「〜っ…」
姫「…」
抱きしめ合ったまま時間が止まっていた。
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