過去ログ - 勇者「見覚えのある世界」
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10:1 ◆oNDhRi.Qoo[saga]
2015/05/27(水) 03:14:03.92 ID:onT9fHc40
……分かっている。それでも、それを、結論として認めたくないのだ。

それを認めてしまえば、楽になれるのも、あの悲劇を免れる事が出来るかもしれないのも。

あの俺が、そう思ったように。
以下略



11:1 ◆oNDhRi.Qoo[saga]
2015/05/27(水) 03:14:46.67 ID:onT9fHc40
「自分で言うのもなんだが、腕には自信があるぜ」


知っている。剣術では剣士には敵わなかった。
最後の、あの時まで。
以下略



12:1 ◆oNDhRi.Qoo[saga]
2015/05/27(水) 03:15:32.26 ID:onT9fHc40
「きっと、俺には想像もつかないような、信じがたい何かに悩んでんだろう。それが、きっと仲間を作る事を拒ませる。だから、お前はあの酒場を一人で出た……どうだ?」

「…………凄いな」


以下略



13:1 ◆oNDhRi.Qoo
2015/05/27(水) 03:16:11.50 ID:onT9fHc40
自慢気に長広舌をふるう剣士が、手に持つ木の枝の先をを、俺に向ける。


「勇者は、いつか来るかもしれない魔王の魔の手に怯えて生き長らえるか?」

以下略



14:1 ◆oNDhRi.Qoo
2015/05/27(水) 03:16:45.28 ID:onT9fHc40
「……もしかしたら、こういう運命なのかもしれないな」

「はい?」

「俺がどう足掻こうと、お前は俺の目の前に現れて、こうして、俺はお前と手を結ぶ。どうあっても、そうなるって決まってるのかもしれないな」
以下略



15:1 ◆oNDhRi.Qoo
2015/05/27(水) 03:23:17.63 ID:onT9fHc40
書き溜め投下終わり。

最低な事を言いますと、もしかしたらこのスレは、これで終わって、別スレを立てて、そこで完結するかもしれません。
その別スレでは本筋、登場人物、セリフ回し、また、ジャンルが勇者物でもなくなってしまうかもしれません。

以下略



16:名無しNIPPER[sage]
2015/05/27(水) 05:41:11.96 ID:Ad9VlaGlo


ひとまず行けるところまで続けてみたらええやん


17:名無しNIPPER[sage]
2015/05/27(水) 09:16:24.17 ID:SDRRfgsKO
いいぞ〜これ


18:名無しNIPPER
2015/05/27(水) 12:28:33.86 ID:nBwY2SoA0
期待


19:名無しNIPPER[sage]
2015/05/27(水) 12:31:36.38 ID:W+ly8kO4O
ageんなカス


20:名無しNIPPER[sage]
2015/05/27(水) 16:25:34.43 ID:cSyvkL1Ao
強くてニューゲームじゃん


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