444:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/26(土) 23:56:21.66 ID:+9Q5K7Kj0
那智「三日月、望月。二手に分かれて敵の空母の種類、数、位置、加えて戦艦級の味方の位置を探れ。可能であれば棲姫の位置もだ。……今は混戦していて見つからんと思うが、くれぐれも慎重にな。見つかったらすぐに戻るか、場合によっては参戦しろ」
三日月「……了解しました」
445:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/26(土) 23:58:56.36 ID:+9Q5K7Kj0
―――――――――――――――
司令棟で待機する提督に那智より連絡が入った。
446:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:01:34.02 ID:xfTCBXyx0
提督「まぁいい、今は援護が優先だ。……那智、敵の空母級は幾つだ?」
那智「4隻です」
447:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:04:15.85 ID:xfTCBXyx0
那智の了解だ、という返事を聞いて提督は通信を切る。
そしてすぐさま近くに待機していた鳳翔に声を掛けた。
448:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:05:31.94 ID:xfTCBXyx0
『こちら榛名。提督、どうされました』
449:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:07:09.77 ID:xfTCBXyx0
――――――――
那智「作戦は理解したか」
450:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:09:45.39 ID:xfTCBXyx0
那智「だが……やるしかない」
451:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:11:13.79 ID:xfTCBXyx0
那智「忌々しい……!」
頭上を通り過ぎて行く敵を睨みつけながら那智は悪態を吐く。
452:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:15:24.42 ID:xfTCBXyx0
弾は敵の部隊のしんがりを越え、中心辺りに着弾した。再び爆炎が広がり、犇めいていたいくつかの敵を消し飛ばす。
那智にはその砲弾でいくつ沈めたのかは知る由もなかったが、そんなことは今の彼女には重要ではなかった。しんがりの敵が怯んでいる内に彼女は砲撃を重ねる。
453:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:18:42.82 ID:xfTCBXyx0
順調に歩を進め、もうすぐ煙を抜け、敵の群れを突破できる。その時だった。
捉えていた敵の内一体が忽然と姿を消した。
454:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/27(日) 00:19:41.64 ID:xfTCBXyx0
「良く越えて来れましたね。那智さん」
那智「ええ。何とか。久しいですね、霧島殿」
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