478:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/20(水) 01:12:28.94 ID:hIGgmJpd0
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那智「く……キリがないな」
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2016/01/20(水) 01:14:23.42 ID:hIGgmJpd0
咄嗟に腕でかばったものの着弾の衝撃にあらぬ方向に折れ曲り、爆風を受けた艦装も度重なる負担が祟って主砲の何門かがイカれてしまった。
だがそれ以上に不味いのは彼女が直撃に怯んでしまい、足を止めてしまった事だった。
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2016/01/20(水) 01:22:29.01 ID:hIGgmJpd0
敵の視界にはもう那智しか映っていない。彼女に敵の殺意と銃口が集まるのは当然のことだった。
だが、那智はそんな絶望的な状況であっても動じず、ただ、ニヤリと笑った。
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2016/01/20(水) 01:24:17.14 ID:hIGgmJpd0
何故那智はともすれば沈んでしまう様な危険な真似をしたのか。
彼女が思いついた霧島を救う術は三つあった。
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2016/01/20(水) 01:26:23.92 ID:hIGgmJpd0
霧島「……ですが……」
霧島の命は助かり、戦列に戻ることはできた。
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2016/01/20(水) 01:28:17.10 ID:hIGgmJpd0
那智「……うデ、かァ……!」
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2016/01/20(水) 01:29:59.84 ID:hIGgmJpd0
霧島「那智さん!?何を!?」
那智は毒に震える手で背中の艦装へ手を伸ばす。
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2016/01/20(水) 01:33:45.55 ID:hIGgmJpd0
だがその時だった。目の前の敵の群れに大量の砲弾と機銃が襲った。
突如とした激しい攻撃に敵は慌てふためき、何も出来ずにその数を減らしていく。
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2016/01/20(水) 01:36:38.13 ID:hIGgmJpd0
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矢矧「……やられた?」
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2016/01/20(水) 01:40:00.15 ID:hIGgmJpd0
矢矧「作戦通り敵の逃げ道は確保しておいて。逃げる敵は放置。今は那智、霧島両名の救出を優先としましょう」
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2016/01/20(水) 01:41:27.92 ID:hIGgmJpd0
続く。多分次回で戦闘描写終わりです。
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