80:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:00:50.47 ID:8Qk0vOMw0
偶々、ね。粋なんだかエグイんだか。
瑞鳳「弥生ちゃんが帰ってきた時は皆喜んだんだ。特に駆逐隊の皆なんかすごく喜んだの。また弥生ちゃんと暮らせるって」
そこで一瞬、瑞鳳さんは口を引き結んだ。そしてその表情を更に暗くさせる。
81:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:01:47.91 ID:8Qk0vOMw0
瑞鳳「……ごめんね。変な話しちゃった」
「いいよ。気にしてない。……だからそんな顔しないで」
その顔は辛いんだ。色々思い出してしまう。
82:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:02:52.55 ID:8Qk0vOMw0
「……そんなことない」
ふざけても誤魔化しきれずに気恥ずかしくなってしまった。
落ちづかず、思わず首に手を当てる。はぁ……本当に調子狂いっぱなしだ。
83:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:04:11.44 ID:8Qk0vOMw0
―――――――――――――――――
それから車を走らせること5分程。僕たちはドックにやって来ていた。
瑞鳳「ここが私たちのドック。ここで艦装の脱着とか装備の換装をやってるよ」
84:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:05:34.06 ID:8Qk0vOMw0
そう言われると合点がいった。さすがに勝手に女の子のロッカーを漁る変態にはなりたくない。
そうなると艦娘たちが持ってくるのを待つしかないみたいだな。
85:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:07:06.18 ID:8Qk0vOMw0
瑞鳳「あれ?卯月ちゃん番頭さんと会ったことあるの?」
卯月「あ、そ、そうぴょんっ!さっき・・・・・・たまたま・・・・・・ぴょん!ね、ふみちゃんっ」
文月「あ、え、えーと・・・・・・・そのう・・・・・」
86:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:08:47.35 ID:8Qk0vOMw0
瑞鳳「・・・・・・それならいいけど」
それを見た卯月ちゃんと文月ちゃんはほ、と胸をなでおろしていた。
だからそういうの目の前でやっちゃ駄目だって。
87:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:10:27.38 ID:8Qk0vOMw0
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卯月「わぁ……!」
修理を開始して一時間。艦装の修理は完了した。
88:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:12:38.11 ID:8Qk0vOMw0
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文月「ふわぁ……」
再び艦装を腰につけた文月ちゃんは感嘆の息を吐いた。
89:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:14:01.57 ID:8Qk0vOMw0
「……ええと……文月殿?どうされました?」
文月「な、なんでもっなんでもないっ」
「そう、ですか・・・・・」
90:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/06(月) 00:15:35.54 ID:8Qk0vOMw0
「ありがとう。貰うよ」
瑞鳳「うん。どーぞ」
差し出されたマグカップを受け取り、熱いコーヒーに口をつける。
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