過去ログ - 速水奏「インタビュー・フォー・ヴァンパイア」
1- 20
10:名無しNIPPER[sage]
2015/06/06(土) 04:12:36.10 ID:H/rEpodBo
インタビューウィズヴァンパイアかと思ったわ


11:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 10:08:24.78 ID:XNBCNfvPo

 「いや献血は何度もやってるけどさ、吸血はされた事一度も無いんよ」

 「大抵の人はそうじゃないかしら」

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 10:44:16.44 ID:XNBCNfvPo
 ― = ― ≡ ― = ―


 「いや、だから献血じゃないんだってば」

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 11:01:21.30 ID:XNBCNfvPo

食い破られた彼女の小指から、生温かい血が滴っ、て…………。

 「何か変な感じだね。くすぐったいってゆーか」

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 11:48:32.50 ID:XNBCNfvPo

 「っはぁ、はぁっ…………!」

周子が左手を胸に抱え込み、紅潮した顔で私を睨み付ける。
いえ、それは正確ではないかもしれない。
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 12:36:53.10 ID:XNBCNfvPo
 ― = ― ≡ ― = ―

吸血鬼には制約がある。

朝陽を浴びれば灰と化す。
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 13:43:11.55 ID:XNBCNfvPo
 ― = ― ≡ ― = ―

 「……ん」

今度は指先ではなく、指の腹。
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 14:54:09.09 ID:XNBCNfvPo

吸血行為は繰り返すごとに快感が高まっていく。
徐々に血を吸って、従順な僕を生み出す為に。
最終的には、性行為なんかよりもずっと深い快楽を感じる。

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 15:42:08.20 ID:XNBCNfvPo

そう古い伝統って訳じゃない。
けれどその優雅さは、吸血鬼達を納得させるに十分な魅力があった。


以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 16:38:27.94 ID:XNBCNfvPo
 ― = ― ≡ ― = ―

 「どうした塩見、調子が良さそうじゃないか」

 「え、そう?」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/06/06(土) 16:59:06.60 ID:XNBCNfvPo

周子が頭を抱えて私の背へ隠れる。
今はほとんど変わらない背丈のお陰で効果は薄そうだった。

 「ここだけの話な」
以下略



46Res/30.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice