442:名無しNIPPER[sage]
2015/08/11(火) 01:12:32.03 ID:mNghEH93o
乙です
443:名無しNIPPER[sage]
2015/08/11(火) 01:27:37.78 ID:WYJacdQVo
乙です
444:名無しNIPPER[sage]
2015/08/11(火) 02:28:25.19 ID:W8IPEpLQo
乙
445:名無しNIPPER[sage]
2015/08/15(土) 14:00:55.93 ID:BiauWq8Qo
乙です
446:名無しNIPPER[saga]
2015/08/15(土) 17:15:49.21 ID:96BNk38DO
周囲の様子を窺う。<無頼>を倒した<サザーランド>が去っていくのを確認してから、カレンは放棄された機体へ駆け寄った。
円を描くように<無頼>の様子を確認する。頭部が破損している他に、大きな損傷はない。右手に持っている三〇ミリライフルも充分動きそうだった。熟練した身のこなしで各部を点検した後、操縦席を覗き込む。
447:名無しNIPPER[saga]
2015/08/15(土) 17:17:10.40 ID:96BNk38DO
その手付きはどこまでも自然だった。キーボードを引っ張り出してから、モニターに機体の情報を表示。
不必要な部分への電力供給はカット。バランサーを調整し、アクチュエーターの出力も根本から変更する。調子の悪い冷却システムも、無理やり言うことを聞くようにしたようだ。
448:名無しNIPPER[saga]
2015/08/15(土) 17:18:40.87 ID:96BNk38DO
見れば、火器管制システムにも手を加えている。もうこの<無頼>は滅茶苦茶だ。まともな行動など何一つとして取れない。カレンは泣き喚いて逃げ出したい気分になった。
しかし、この少年は冷静に言うのだ。操縦席の背もたれに乗せていたカレンの手を取り、
449:名無しNIPPER[saga]
2015/08/15(土) 17:20:41.36 ID:96BNk38DO
それでもカレンは驚いていた。
完全な手動操縦にも関わらず、初めて乗った機体を動かすというのはとんでもないことだ。充分な訓練を積んだブリタニアの騎士でも、同じ条件なら為すすべもなく転倒するのは間違いない。
450:名無しNIPPER[saga]
2015/08/15(土) 17:22:13.83 ID:96BNk38DO
照準システムが死んでいるせいでろくに狙いも付けられない。パッシブ・センサーが破壊されているため、敵から狙われていても気づけない。お粗末な電子兵装では敵の照準をずらすことも出来ない。
驚いた。まったくの無防備だ。
451:名無しNIPPER[saga]
2015/08/15(土) 17:24:46.49 ID:96BNk38DO
<無頼>は足を止めた。右腕のアサルト・ライフルは使用できるようだが、火器管制系が壊れているため、残弾数すら分からない。
よしんば撃てたとしても、モニターにレティクルすら表示されていない状態では狙いなど付けられるはずが無かった。センサーと照準システムを利用したロックオンなど夢のまた夢だ。
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